MENU

ジュラ 10年 1980年代

少し前に地元Barでいただきました。
そういえば、こちらでは以前に8年をいただいていましたっけ。

いつものように、何を飲もうかバックバーを眺めていたら、
いつの間にかポツンと置いてあったのでオーダー。
僕自身、久しぶりに飲むことになりました。

でも、マスターが何だか少し間を開けたような・・・。
・・・ああ、何だか分かる気がしました。
きっと、8年と比較すると・・・と言いたかったのかもしれません。

「どうしました?」と、尋ねてみると。
「いや~、良いんですけど、どうしても8年と比べてしまって(笑)」
やっぱり(笑)

アイル・オブ・ジュラ
10年
 

1980年代~1990年代

キンダル・インターナショナル
40%


【色】
薄いクリアなゴールド。

【香り】
やや工業系オイリー感とアルコール、潮、端正で控えめ。
ツンと鼻につくような淡い白い花、バニラと生木っぽさ。
遅れてマスカット、白ワインっぽい香りだが甘香ではない。

【味わい】
スムースでクリア、サラッとした口当たり。
やや平坦な広がりと軽やかなバニラ、乾いた樹皮、草。
若いプラムとマスカット、若いリンゴっぽさが緩やかに広がる。
微量のスモークとメロンの皮に近い部分。薄い紅茶っぽさも。

【フィニッシュ】
短くスッキリとした余韻。
バニラと薄い紅茶。ややエタノール系。

8年に感じられた豊かな麦汁感はどこへ行ってしまったのでしょう・・・。
70年代~80年代への移り変わりでジュラに何があった??
そんなことをボンヤリと考えてしまったり。

白ワインっぽいアルコール感の奥に若いリンゴやメロンの皮があったり、
平坦さすら感じる端正な風味は、現行オフィシャルへの流れも感じたり。
スッキリ飲みやすくて、それはそれで良いかと思いますが・・・。

それぞれ好みもありますので、あまりマイナスなコトを書くのは止めましょう。
これはこれで美味かったわけですし・・・(たぶん)

それにしても・・・。
普段はフツーにオフィシャルをメインで前面に並べてますが、
たまに2列目・3列目がヒョッコリ顔を出すことがあります。
そういうのも、また楽しいんですよね♪

あ、出し惜しみしてるとかじゃないんですよ。
伺うと、いつも勝手に奥の方をゴソゴソやってくれますし。
で、僕もニヤニヤニコニコしながら、ボトルが出てくるのを待つわけです♪
ホント、ありがたい限りですm(_ _)m

#ジュラ #アイランズ

この記事を書いた人