ロッホサイド1981の1本目は、今やすっかり超有名ボトラーとなった
ザ・ウイスキー・エージェンシーのパーフェクト・ドラムより。
こちらは、デイリー・ドラムとのジョイント・ボトルになっています。
TWAとデイリー・ドラムのジョイントはいくつかありますが、
ロッホサイド1981で言えば、アナトミーもそうでしたね。
ただ、アレは黒蜜バシッと・・・でしたっけ。
全然、関係ないんですけど、最近コラボとかジョイントって多いですね。
どういう動きになってるんでしょうね。
ま、想像の域を出ないので、ここで何かを書くつもりはないんですけど。
少しは気になりつつも、「美味けりゃいいし」などと思ってしまったり(笑)
ロッホサイド
1981 29年
ザ・ウィスキー・エージェンシー
パーフェクト・ドラム
(joint with DAIRY DRAM)
蒸留年:1981年
瓶詰年:2010年
EX-バーボン・ホッグスヘッド
Bottle :202
48.6%
【色】
明るいオレンジ・ゴールド。クリア。
【香り】
華やかな柑橘系と、スッキリとしていてシャープな刺激。
薄いプラムっぽさと白ワインを表面にまとったオレンジとアプリコット。
繊細で乾いた木材、やや草っぽさ、バニラ、薄くカスタード、仄かに白桃。
やがて若いリンゴの香りが現れ、フレッシュなパッション感が主張してくる。
【味わい】
鮮やかでスッキリとした口当たりと軽やかで程よい刺激。
ジューシーなオレンジ、奥に若いリンゴ、スポンジケーキ、バニラ。
クリアで繊細、フワッと口中に風味が広がり、すぐに落ち着く。
始めは、やや甘めでツンとしたアルコール感も感じられるが、
徐々に、鼻奥あたりに若いマンゴーに似たトロピカル感が出る。
【フィニッシュ】
軽やかに跳ねるようなパッション感。ベルガモット、熟したシトラス系。
やや直線的だが、柔らかくスーッと伸びる余韻。優しい。
香りに、鮮やかさのある濃密さを持っているのに対して、
飲んでからフィニッシュへの流れが、非常に軽やかで若々しい印象。
前半リード型とでも言えばいいのでしょうか。
香りや前半の口当たりの印象が特に素晴らしく、
そのため、フィニッシュへの軽やかさに物足りない気もしてしまいますが、
じんわりと優しく口中に残る熟したシトラス風味が心地よいです♪
終始、華やかなロッホサイドでした。
#ロッホサイド #ハイランド