3年前、2007年リリースの「カスク&シスル」のボウモアです。
「クーパーズ・チョイス」でも知られるザ・ヴィンテージ・モルト・ウイスキー社より。
ただ、ラベル下部には『The Highlands & Islands Scotch Whisky Company Limited』
・・・よく分かりませんが、当時のリリース案内やショップのページ、他の方のブログでも、
ザ・ヴィンテージ・モルト・ウイスキー社とあるので、間違いないのでしょう。
1990ということで、まだ少しだけギリギリなパフュームっぽさもありました。
が、しっかりと潮スモークもあり、甘さもあり、美味しかったですよね。
ボウモア
1990 16年
カスク&シスル
ザ・ヴィンテージ・モルト・ウイスキー
蒸留年:1990年
瓶詰年:2007年1月
バーボン・ホッグスヘッド
Bottle : 180
58.4%
【色】
薄くクリア、僅かにオレンジっぽいイエローゴールド。
【香り】
潮とスモーク、出汁っぽさ。
ややトゲのあるスモークを表面に、軽い干し草、埃(粉)っぽさ。
僅かにスズラン的なフローラルにパフュームを連想させます。
薄く平坦なヨード香、パッション感は少なめで穏やか。
【味わい】
やや塩気があり、ペッパーのような刺激のある口当たり。
控えめなピーティーさを軽く感じながら、岩礁、灰。
グレープフルーツジュース、焦がし砂糖。
徐々に甘やかさが増し、軽いメープル・シロップ、蜂蜜。
舌に塩辛さを感じ、力強くはないがクリアでスムースな美味さ。
【フィニッシュ】
鼻奥に薄いパフュームが引っ掛かりますが、嫌味がなくクリーン。
土埃と乾いた枯葉、程良い余韻。
パフューム苦手な僕は、少しでも感じてしまうと、「えっ・・・!?」と思ってしまいますが、
これは塩気とスモーク、そして程良い甘さがバランスよく感じられ、
パフュームを包み込んでいる印象でした。
それよりも、飲みごたえがあって美味い1杯だったと思います。
そういえば、苦手といいながらも、最近よく嗅いでます・・・パフューム(^_^;)
苦手なんですがクセにはなりますよね。
少し前に、”ある御仁”からキングスバリーF&Rのボウモア(’82 26y)の小瓶をいただいたのですが、飲むと「うへーっ」ってなりますケド、香りはクリーミーになってきてるんですよね。
(ニヤニヤしながら渡してくれたので、苦手なの知ってる・・・orz)
今後、ガッツリついていけるように、頑張って飲めるようにしようかな~
(ホントか!?)
#ボウモア #アイラ