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『20年通えるバー。』

地獄の9月が終わり、やっと一段落。
まだ日中は少し暑い日もありますが、ふと秋風に気付く10月初日。
夜風が涼しくて、飲み歩くのにはちょうど良い季節になってきましたね。
またノンビリとブログを更新させていきますので、よろしくお願いいたします。

毎号とはいかなくても、気になる特集があれば買う、という雑誌が何冊かあり、
毎号とりあえずチェックしているのですが、『BRUTUS』も、そんな雑誌の1つです。

で、今週号の『BRUTUS』、皆様ちゃんと買いましたか?




特集『20年通えるバー。』

まるで絵画のような、いや絵画よりも美しいかも・・・な、表紙。
買わないわけがありませんよね。

「30代のバーテンダーと築く、いつでもつながれる大切な場所」
というサブタイトルにもあるように、特集の内容は新時代バーについて。
「酒」・「箱」・「人」の3つのキーワードから、これからのバーの姿を描いています。

 「酒」・・・目白の田中屋さん
 「箱」・・・ヌーヴェルヴァーグの手掛けたバー空間
 「人」・・・新時代をいく12人のバーテンダー達

そして、「バー・ラジオ」尾崎浩司氏への密着取材。
プライベートの写真とインタビュー、東西バー文化についての鼎談。
プライベート空間の写真の数々は、特に目を奪われてしまいます。

さらに、舞台は京都・大阪へ・・・。
ここでも「新世代バー」と銘打って、いくつかの素敵な空間を紹介しています。

僕らウイスキー・ラヴァーには(特にモルト一辺倒な人には)物足りないかもしれませんが、ウイスキーのことも少しだけ。
あくまでも新時代バーという特集コンセプトの一環として、お酒の愉しみ方の1つとして、
ウイスキーの基礎知識を紹介していますので御留意を。

今までも、数多くの雑誌でバーの特集を取り上げていましたが、
『カルチャーとして』の匂いが全体から感じられるのは、
さすがBRUTUS流といったトコロでしょうか。

尊敬すべき華麗なるバーホッパーの諸先輩方やプロの方々からすると、
「もう少し深く切り込んでもいいのでは?」、と思われる点もあるかもしれませんが、
これはこれで素晴らしい特集だと思います。

この特集をきっかけにバーに興味を持つ人が増え、ここに載っているバーじゃなくても、
地元のバーに行ってみようと思う人が増えれば、それはとても素敵なことだと思いますし、
”深い部分”は、僕らが実際に伺ってみて肌で感じなきゃ!・・・ですもんね!?

近くのコンビニ・書店で見かけたらぜひ!!

B0043AT0ZO BRUTUS (ブルータス) 2010年 10/15号
マガジンハウス 2010-10-01

 

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