ブログの右側のリストを眺めながら、抜けてる銘柄を埋めなきゃなー
などと考えていたときに、ふと気付いたダフタウン。
個人的にあまり出会う機会がなかったりします(汗)
そんななか、比較的リーズナブルで印象に残っているのが
ウィルソン&モーガンのダフタウン。
ちょーっと古い感じもしますが、2003年のボトルです。
そういえば、シングルトンのヨーロッパ向けってダフタウンですよね。
アジア向けはオードで、アメリカ向けがグレンダラン。
富士御殿場蒸留所にオードのシングルトンがありましたっけ。
っていうか3種類とも普通に買えたりするし、基本もうオスロスクでいいじゃん(笑)
あ、ちなみに3種類に分けだしたのは2007年でしたよね(たぶん)
ダフタウン
1989 14年
マルサラフィニッシュ
蒸留年:1989年
瓶詰年:2003年
マルサラウッドフィニッシュ
46%
【色】
やや赤めの琥珀色
【香り】
シトラス系の甘酸っぱさ。レモン、グレープフルーツ。
ほんの僅かに薄い消しゴムっぽさ、ガムシロップ的な甘香。
表面に青リンゴっぽさが広がりながら、淡い平坦な香り。
やや奥まった雰囲気も感じられます。
柔らかなアルコール感、薄く土埃り的。
【味わい】
キリッとしたスッキリ感のあるライトな口当たり。
意外としっかりしたスモーク、若干モサッとしながらもスムース。
バニラ、レモネード、マシュマロ、若い生木。
舌に鈍いオイリーさを淡く感じながら、クッキー、コリっとした舌触り。
奥に若いメロンのような風味が僅かに感じられます。
【フィニッシュ】
鼻奥にツンとした軽い刺激を感じますが、全体的に淡白。
クリーンで滑らかな植物感と短めで弱いキレのある余韻。
上品すぎる・・・というか、かなり飲みやすい印象です。
もともとダフタウンにはスッキリとした印象を持っていましたが、
後熟をしていても、まだスッキリとした印象が残ります。
でも、それが悪いってことではなくて、気軽にスッと飲めてしまうので
最初の1杯には、こういうのも悪くないなと思えるようなボトルだったと思います。
#ダフタウン #スペイサイド