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モートラック 1974 35年 G&Mケルティック 8263

言わずと知れたG&Mのケルティックラベル。
今回ご紹介するのはモートラック。Cask.No 8263、48.4%の方です。
もう、飲まれた方も多いですよね。

ちょうどリリース時期に飲めたのですが・・・なぜ今ごろ載せるって?
それは・・・忘れてたからデス(爆)
連休挟んだら、もう完璧忘れてました(・_・;)

というわけで、このモートラック。そしてもう1つのモートラック。
Cask No.8264も併せて紹介したいと思います。

 モートラック
 1974 35年
 ゴードン&マクファイル ケルティック

 
 蒸留年:1974年
 瓶詰年:2010年3月2日
 リフィル・アメリカン・ホッグスヘッド
 Cask No.8263
 Bottle No. 73 / 81


【色】
濃い琥珀色。

【香り】
しっかりと濃い甘香をフルーティーなパッション感で包んでいるよう。
クランベリー、完熟プラム、白桃のような香りが穏やかにハッキリと。
砂消しゴムのようなザらっとした軽く粉っぽいゴム感。
ザラメ、メープルシロップ。やがてサトウキビと微量の樹液。
クリーンで滑らか、端正な印象です。

【味わい】
スムースでクリーンながら、ジュワッとフルーティーな甘渋さのある口当たり。
ザクロの甘酸っぱさ、パッションフルーツとグァバのネクター。薄い粘性あり。
アップルパイにシナモン、塩キャラメルのような風味が口中に。
やがてグレープフルーツに薄いゴム、ビターチョコまたはカカオ風味。
水出しの麦茶のような淡い焙煎感のある麦の風味が優しく穏やかですね。

【フィニッシュ】
穏やかで長い余韻。上あごから鼻奥に完熟メロンとブドウの皮っぽさ。
しっとりとした黒糖のような甘さが舌に残ります。

初めのパッション感を帯びた風味も鮮やかで素晴らしいのですが、
徐々に深い熟成感が広がり、それが厭味なく端正で上品な点が素敵ですね♪

モートラックって、バランスの良さもありますが、それ以上に骨太な印象。
シェリー樽でも個性が消えずに、かえって相乗効果で濃く厚みのあるフレーバーに多く出会いますが、軽く焙煎された麦感のあるモートラックを飲めたときの、あの満足感は堪らないですよね。

次は、もう1つのCask No.8264。
そちらは、またガラッと違う印象でした。。。

#モートラック #スペイサイド

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