ダンカンテイラーのピアレス(RARE AULD)より。
キャパドニックは、同シリーズの中でも特に好きな銘柄の1つです。
そういえば、この’70キャパドニックもカスク違い・度数違いが出てますよね。
今回ご紹介するのは、Cask No.4377 45.9%の方です。
ちなみに、もう1つは、Cask No.4376 42.3%。・・・お隣さんですね。
キャパドニックの'70って、他にも色々リリースされているようで、
同じダンカンテイラーなら、ピアレスの32年('70-'02)だったり、
ロナックの37年(’70-'08)だったり。
あとはシグナトリーにもありましたね。こちらはカスクストレングス・コレクションの38年。
アデルフィのやつなんて、'70の38年でCask No.4378ですから、
今回のボトルの隣ということになります。
ん~・・・すいません、これでファイル内の’70キャパドニックおしまいです。
あとは知らないので、どなたかご存じの方に丸投げしましょう♪
ズラーッと並べて、ガーッと飲み比べしてみたいな~。
・・・無理っすね(^_^;)
それに、キャパドニックなら’72の方が多いですし。
あ、多いとか以前に、’72の方が評価高いんでしたね(汗)
キャパドニック
1970 38年
ダンカンテイラー ピアレス
(RARE AULD)
蒸留年:1970年7月
瓶詰年:2009年4月
Cask No. 4377
Bottle : 127/205
45.9%
【色】
クリア。ややオレンジがかったイエローゴールド
【香り】
一気に立ち上るフルーティーさと、しっとりとした甘さ。
プラム、クランベリー、アプリコットのドライフルーツ。
全体的には穏やかでライト、ハチミツに少しオレンジの香り。
砂糖多めの薄いレモンティー。
オレンジピール、マーマレードっぽい甘い香りが出てきます。
【味わい】
伸びやかで、しっかりとした輪郭、メロウ、ほんのりクリーミー。
クリーンなフルーティーさが鮮やかで素晴らしいですね。
舌に弾力のあるまろやかさを感じつつ、弱めのパッション。
ベルガモット、オレンジ、カスタードクリーム。フルーツタルト。
遅れてじんわりと淡いリンゴジャム。
【フィニッシュ】
ごく僅かにニッキ飴のよう。甘渋いアメリカンチェリー。
なめらかで長い余韻。
個人的には、お隣さんよりコッチが好みでした。
鮮やかなフルーティーさはモチロンですが、クセのないクリーミーさというか、
程良く滑らかな点が非常に美味いと思います。
何度か飲んでみても印象がブレることなく、香りや味わいから受けたイメージと比べて、
意外とカチッとしてるんだなと感じました。
もう少し麦汁感が強くなるとバナナが出てきそうだな~なんつって(笑)
2010/8/19 追記
ご指摘いただき、一部修正しました。
ありがとうございました。
#キャパドニック #スペイサイド