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コールバーン 1989 26年 TWA

去年、不況の煽りをくらって、これでもか!と暇だった時期が、遠い過去のように懐かしく感じられるほど、激務な日々を過ごしています。。。
いくつか新しいものも飲んでますが、データ整理が追いつきません(泣)
さらに明日は上京(これは嬉しい&楽しみ♪)

というわけでファイルから目に付いたものを。

ザ・ウイスキー・エージェンシーのシリーズ、第3弾「Fossils」より。
ラベルをご覧いただくと分かるように、「Fossils」はズバリ「化石」ですね。
この魚が何の化石かは分かりませんが・・・。

え~、実は初めてラベルを見たとき、美味しくなさそうと思っちゃいました(笑)
たいていラベルは見て楽しむものでしょうから、そんなこと普段は考えないんですけど、何というかグレーの背景に魚の化石がどうも・・・。

で、いざ飲んでみると意外な爽やかさとカチッとした風味が美味しくて!
不味いわけないでしょ!?・・・やっぱりそうですよね♪

コールバーン
1989 26年
ザ・ウイスキー・エージェンシー 
3rd Series "Fossils"

蒸留年:1989年
瓶詰年:2009年
EXバーボン・ホッグスヘッド
49.5%


【色】
ややオイリーさを感じる、濃いめのハニーゴールド。

【香り】
フレッシュで乾いた固さのある香り。穏やか。
ナッティー、岩塩的で淡くスモーク。
アプリコット、蜂蜜レモン、シャープな柑橘系の香り。
時間を置いてネーブル・オレンジっぽさとマスカット。
さらにデラウェアのようなブドウ香も。
初めはフレッシュでしたが、徐々にしっとり感。

【味わい】
若干のオイリーさがありますが比較的軽めな口当たり。
グレープフルーツっぽい酸味を伴う渋み、薄く熟れすぎたパパイヤ。
若草のようなハーブ感と軽いザラメっぽさが、時折リンゴの風味にも。
フワフワと口中に漂う風味ですが、急にストンと舌に乗っかる感じ。
僅かなスモークとショウガのような温かい刺激。

【フィニッシュ】
香りや味わいからは想像しなかった辛めの刺激。
ヒリヒリと喉に、鼻奥にもツンとくる感じです。
ドライ、オレンジ、シリアルっぽさ。

トータルでは、非常に端正でスマート、キレイなコールバーン。
ですが、口中で探るように味わってみると繊細な複雑さが現れてきます。
そういった点に面白さを感じながら、すごく楽しむことができました♪

#コールバーン #スペイサイド

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