スコッチモルト販売の「ディスティラリー・コレクション」より。
黒猫ラベルが印象的なグレンタレットです。
この黒猫は・・・おそらくタウザー君をイメージしたものでしょうか?
写真で見たのとは、だいぶ違う感じですが。
それよりも、後ろのカボチャ?が気になります。ひじょーに(笑)
なんでカボチャ?え?タレットの近くでカボチャでも作ってるの?
もしかして・・・カボチャを混ぜて・・・ないか(以下、妄想 略)
グレンタレット
1990 19年
ディスティラリー・コレクション
蒸留年:1990年9月
瓶詰年:2010年3月
Cask No.570 52.2%
【色】
やや薄めの、明るく鮮やかなイエロー・ゴールド
【香り】
スッキリとしたフレッシュなシトラスと、しっとりとした穀物感。
レモングラス、蜂蜜、薄くバニラ、軽やかで爽やかな香り。
すぐに穏やかな香りに変わり、植物的な甘い香りへ。
繊細で、鼻先で香るように淡いです。
【味わい】
バタースカッチ、ビスケット、広がりは穏やか。
タレットらしいトロっとした味わいはないですが、麦感はしっかり。
徐々に綿に包まれたようなシリアル、刺激少なめ。
奥に梨、僅かな黄桃。
【フィニッシュ】
薄いジンジャーのような温かさとシロップ。
はっきりと麦の風味を感じながら、グレープフルーツのワタ。
もう少しでタレットらしいトロトロ感が出そうなところで止まっている感じです。
トロっとした麦感が欲しい方には、もしかしたら物足りなさがあるかもしれません。
でも、この華やかで爽やかな風味の奥に感じる穏やかさは、個人的に好みだったりします♪
このグレンタレット、ボトリングはマルコム・プライド社。
「ディスティラリー・コレクション」は、スコッチモルト販売がサンプルの中から、ブラインドで試飲を行ってリリースしていますから、複数のボトラーズのものになるんですよね。
やっかいなのが、ボトルによってボトラーズ名が書かれていない場合があるってことです。この第3弾ラベルでも、幾つかあります。(気になった方は調べてみてください)
それにしても、最初期のラベルはロンバードが多かったですよね。
最初の頃は「ホントにブラインド?」と思ってましたが、もしかしたら新シリーズの頃はサンプル少なかったのかもしれないですよね。
酒質もアッサリ系が多かった気が。(かなり前だから、あまり覚えてなかったり)
第2弾のシェリー多めときて、この第3弾ラベルからは、かなり味わいがバリエーション豊かになりましたね。侮っていると、この間のマクダフのようにビックリすることも。
そういえばブラックラなんかも美味かったですし♪
なかなか気になるシリーズです。
#グレンタレット #ハイランド