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ロングモーン 1966 44年 G&M ケルティックラベル

遅ればせながら飲んできました。
ゴードン&マクファイルのケルティックラベルのロングモーン。
かの1966年の第2弾となる44年です。

もう美味いのは飲む前から分かっているわけですから、
ほぼ、どんな美味さなのかを確認するようなモノですよね♪

「は~・・・家の近所にあるかな・・・また東京行かなきゃダメかな・・・」
なんて思っていたら、バッチリありました(^-^)v
良かった、良かった♪

実は、少し前に飲んだんですが、運良く開栓1発目でした。
嬉しさもあったのですが・・・やっぱり少し不安も。
というわけで、しばらく放置したあと少しづつ飲みましたよ♪
うん・・・まだ少し固めな印象ですがバッチリ美味いですね~!
もう少し時間が経ってからのテイスティングは後日にアップするとして、
開栓~1時間ほどの印象を載せておきます。

ロングモーン
1966 44年
ゴードン&マクファイル
ケルティックラベル

蒸留年:1966年
瓶詰年:2010年3月3日
リフィル・シェリー・バット Cask No.612 Bottle 47/278 46.8%

【色】
濃いオレンジを帯び、深い琥珀色。

【香り】
最初の印象は、意外なスッキリ感。
表面に薄くコーヒー味のキャラメルがあり、徐々に完熟プラム、樹液。
鮮やかな広がりよりも、穏やかだが確実にスッと入ってくる香り。
次第にザクロ、クランベリーのようなフルーツ感がミントっぽさを伴なって。
奥にビターチョコに感じられるカカオ香、繊細な存在感。

【味わい】
意外にもサラッとした口当たりと、穏やかな風味です。
ビターチョコとアーモンドのような、ほろ苦い甘さとコク。
オレンジペコーのようなスッキリとした芳香の紅茶。
紅茶の渋みの中に、ブドウの皮やイチヂクっぽさ。
スッキリしていますが、やや丸みのある弾力感。
ジュワッと完熟プラムの甘酸っぱさ、湿った樹皮。
薄くレーズン、フルーティーさにクドい甘さが無いのが凄いです。
焦がした砂糖と麦茶を合わせたよう。

【フィニッシュ】
草・青リンゴっぽさを表層に、柔らかい甘酸っぱさ。
黒蜜っぽい甘さを伴う冷たい刺激。直線的に鼻に抜けていきます。
穏やか、重厚さというよりは厚みを感じながらもスッキリとした余韻。

なんというか・・・
まっすぐなロングモーンですね(なんのこっちゃ 笑)
いやいや、これは素晴らしいです♪

個人的には、フルーティーさは控えめ。
もちろん、しっかり感じるのですが、淡い印象で落ち着いていて、パッションは感じられませんでした。これは今後どうなるか期待したいところなのかもしれません。

印象深かったのは、ミントや青リンゴを思わせるスッキリ感と、ビターチョコを連想させるほろ苦さ。ほろ苦さはロングモーンに時折感じるのですが、ほろ苦さに僅かにフルーティーさが入ってくるんですよね。それでいてスッキリしていると・・・。

今回は、まっすぐな印象でしたが、これからどうなるのか・・・。
いいタイミングで飲めたら、ぜひコメントしたいと思いました。

皆さんはいかがでしたか??

#ロングモーン #スペイサイド

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