スペイサイドにあるクレイゲラキ・ホテルのプライベート・ボトリングより。
個人的に美味いんだけど、なかなか飲めないクレイゲラキです。
クレイゲラキ・ホテルへのみのボトルで、ボトリングはオーナーのデュワーズです。
それにしても、クレイゲラキ、クレイゲラヒー・・・
正しい読み方って何でしょうね。
「キ」なのか「ヒ」なのか、最後は伸ばすのか伸ばさないのか・・・
Craigellachie
Glenallachie
Glenkinchie
例えば、「グレンキンチー」は「チー」ですよね。一般的に。
「グレンキンチ」とか「グレンキンヒ」って言ってる人、見たこと無いかも。
でも、「グレンアラヒ」は「グレンアラヒー」と言う方もいれば、「グレンアラキ」も。
今回の「クレイゲラキ」は、「クライゲラキ」って言う方もいますし・・・。
皆さんは何て読んでますか?
1982 21年
クレイゲラキ・ホテル
蒸留年:1982年3月3日
瓶詰年:2003年10月28日
Cask No.1416 57.7%
【色】
やや薄く曇った琥珀色。
【香り】
穏やかで牧歌的、素朴な香りです。
暖かみのあるナッツ系、ピーナッツ、マカダミアナッツ。
薄いメープルシロップのような甘い香り。
全体的に穏やかで、やや薄め、淡く鼻先で広がる印象。
乾いた土っぽさ、ミカンっぽいニュアンスはハッサクのよう。
【味わい】
穏やかで平坦な口当たり。
シナモンと若いリンゴのような風味、バニラ、茹でピーナッツ。
刺激は少なめで、水のようにスッと飲めてしまう印象。
僅かな乳酸系の雰囲気、無糖ヨーグルト。
シリアル、バタークッキー、モサッとしてますが柔らかい麦汁。
風味を感じる前に膜があるような距離感を感じます。
遅れて、僅かにレモンの甘酸っぱさとシロップ、アプリコット。
【フィニッシュ】
暖かなジンジャー、麦汁感が強めですがバランスは良いです。
細く穏やか、やや短めの余韻。
ちょっと飲むのが遅かったかな~、というのが正直な印象でした。
ひょっとしたら、もっとカリッとしてドライな風味もあって、麦汁感も強かったのかなと勝手に想像してみたり・・・(笑)
まあ、出会える・出会えないは運ですから、しょうがないですね。
経験できただけでも良しとしますか♪
#クレイゲラキ #スペイサイド