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カリラ 2000 9年 ハイスピリッツ100% Islay2

『ロッホ&キャッスル』や『メモリーズ』で知られるイタリアのボトラーズ、
ハイスピリッツ社より。淡く爽やかな印象のカリラです。
このボトルの正式な名称は・・・
 『High Spirits' 100% Islay Selection Islay2 CAOL ILA』

・・・長っ!長いですね~(笑)
やっぱりタイトルどうしようか悩みまして、上記のようにしてみました。
大丈夫・・・ですよね?

ハイスピリッツ社といえば、やはり『ロッホ&キャッスル』をスグに連想、
で、『メモリーズ』・・・と、僕の場合はこんな感じなんですが。
その前身はイタリアのモルトを牽引してきたボトラーズの先駆けでもある
『インタートレード社』ですよね。社長はナディ・フィリオ氏。
この『100% Islay Selection』のラベルは、氏自ら撮影したアイラ島の写真を使用しているとのこと。アイラの風景・・・というより街並みの一端ですね。

初めて見たとき、写真じゃなくて絵かと思いました・・・。

カリラ
2000 9年
ハイスピリッツ
100% Islay Selection – Islay2

蒸留年:2000年
瓶詰年:2009年
46%

【色】
クリア、薄めのオレンジとゴールド。

【香り】
穏やかなスモーク、柔らかいピート香、フレッシュなシトラス感。
優しくバランスの良い、爽やかな上品さのある雰囲気です。
若々しいグレープフルーツの皮、レモン。若葉っぽさ。
フワっと塩気とスモークチップが濡れたようなスモーク香。
薄い白い花の香りとナッツ、遅れてピート香が控えめに広がります。
刺激は控えめ、時間が経つとシロップも。

【味わい】
ややトロみのある僅かなオイリー感のある口当たり。
カリラらしい、というか若々しい辛口な刺激をピリっと感じますが、
すぐに刺激は無くなり、塩、乾いた木屑の風味、やや木質の苦味。
スモーク、ピートともに控えめですが、ハッキリと存在しています。
蜂蜜とグレープフルーツ、レモン・シャーベット、塩キャラメル。
ハーブ、植物感が爽やかに広がり、舌周辺にプラムっぽい甘酸っぱさ。
奥から砂糖でコーティングされたピーナッツ。

【フィニッシュ】
スモーキーな風味を包む塩気と若いパイナップル。
ジンジャーのようなスパイシーさ、ぼやけているが意外に長い余韻。

若いって素晴らしい!・・・そんな爽やかな印象を持ちました。
カリラのキリッとした辛口な風味もあるのですが、全体的には穏やかで柔らか。
爽やかさと滑らかさが同居し、淡いながらも主張してくるスモークとピート風味。

率直に言うと、スイスイ飲めてしまったカリラでした♪
こういうの、すごく好みかもしれません(^-^)v

#カリラ #アイラ

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