ゴードン&マクファイルの『リザーブ』より。
「信濃屋」さん向けにボトリングされたブルイックラディです。
GMリザーブと言えば、あのロングモーン2種が脳裏にチラついてしまうワケでして、
正直、ブルイックラディはスルー気味でした。
「ま、まぁ、あれば飲んでみようかな」くらいな失礼なヤツですm(_ _)m
ただ、ロングモーンで証明されたように、このラベルの品質は折り紙付きですよね!?
もちろんロングモーンの場合は、ケルティックの樽違いという超絶期待感があって、
個人差はあるものの、ほぼ期待通りな感想が多かったのですが。
それでも、実際、こちらのブルイックラディも素晴らしい1杯でした。
「さすがだぜっ!」と言わずにはいられなかったです。
何しろ、僕みたいな薄給リーマンの懐具合を察してるかのような価格も嬉しいです♪
『安くて美味い』が僕にとって非常にありがたいのです(仕事ガンバリマス・・・泣)
1991 17年
ゴードン&マクファイル
リザーブ for SHINANOYA
蒸留年:1991年
瓶詰年:2009年
Cask No.2777 Bottled:257 55.7%
【色】
くすんだ黄色の枯葉っぽい色。
【香り】
若葉、ハーブっぽい香りが薄くフワっと広がります。
すぐにアプリコットのドライフルーツ、イチジク、シロップ的な甘香。
スパイシーでは無いですが、いくつかのオリエンタルな塩気。
僅かにピート香とサンダルウッドっぽい木香。
フレッシュさや重厚感のちょうど中間、ぼんやりとした固い香り。
【味わい】
爽やかさと滑らかなシルキーさを併せたような口当たり。
パイナップル香のついた消しゴム、ライチの香気が口中上部に。
すぐに薄いがハッキリと感じるピート。スミレとジャスミン。
ライムっぽいシトラス系から生キャラメルの甘さへ。
ジュワッとアプリコット、非常に薄いグレープジュース感。
リフィルシェリーの上品な側面だけを存分に感じることができます。
【フィニッシュ】
スモークが鼻に抜け、やや辛めのスパイス感を喉に。
焦げた穀物、焙煎した麦っぽい風味が残り、クリーミーで穏やかな余韻。
最後にペタッとオイリーだったことに気付きます。
ん~~美味いッスね♪
単に甘く穏やかで・・・ということでは無く、しっかりと麦の風味、ピーティーなアクセントを感じます。出汁系のニュアンスも複雑な印象を与えながらも、じんわりと優しいアイラの風味。穏やかで繊細、上品・・・なのに深い。
そんな感じでしょうか。
こんなに美味いのに安いってのが、何とも嬉しい限りでして・・・。
(あ、また言っちゃったw)
そうそう、オフィシャルのブルイックラディの輸入元がジャパン・インポート・システムから国分に変わったのは、記憶に新しいところですよね。
そのJISの頃のオフィシャル最終セールを武蔵屋さんで御覧いただけます!
ご紹介している商品は8種類!
「あ、これ飲み忘れてた~!」、「これ気になってたけどマダ飲んでなかった!」
などなど、気になった方は、ぜひチェックしてくださいね♪
→ 愛・酒・人 武蔵屋 ウスケバ支店
「輸入元変更に伴う“ジャパンインポートシステム”最後の在庫!」
#ブルイックラディ #アイラ