ザ・ウイスキー・エージェンシーの「パーフェクト・ドラム」より。
ボウモアの影に隠れてしまった(?)感のあるクライヌリッシュ。。。
パーフェクト・ドラムなのに、この扱いはナイだろ~と思っています。
これはこれで素晴らしいと思うんですが、きっと好き嫌いが分かれちゃってるのかと。
今回は開栓一発目から、1時間ほど放置した状態でいただいたのですが、
何と言うか・・・不思議な感覚です。
「面白い味」とでも言いましょうか、「なるほど、こういう方向ね」という感じです。
もしかしたら、これから変化していくのかもしれませんね。
と・に・か・く、「最上級樽」と銘打ってるわけですから、しっかり飲まなくては!
1982 27年
ザ・ウイスキー・エージェンシー
パーフェクト・ドラム
蒸留年:1982年
瓶詰年:2010年
55.1% EX-バーボン・ホッグスヘッド
【色】
銅を帯びたゴールド。
【香り】
柔らかい革、悪く言えば合成皮革、靴屋の店先。
革感のあるワックス的な香りとともにアルコールの甘い香り。
洋ナシ、バニラ、奥に青リンゴ、蜂蜜、ナッツ。
弾力性のある固まりを感じます。
徐々にフワフワとフルーティーさが淡く感じられ、鼻先にツンと酸味。
【味わい】
オイリーでトロトロな口当たり。
ワックス的な甘い風味、なめし革の風味が粘性を帯びて広がります。
茹でピーナッツと奥に僅かなリンゴの果肉感。
マシュマロっぽい弾力を舌に感じながら、バニラ、ホワイトチョコ。
慣れてくるとミルキーな風味に気付きます。
舌先にジンジャーっぽいピリピリとした刺激。
加水すると、鮮やかなオーク、バニラ、シロップ。
ワックスは柔らかくなりますが、まだ革っぽさが残ります。
【フィニッシュ】
シナモン、柔らかな刺激の後に、バシッとアルコール感が鼻に抜けます。
ゆったりと油脂感のある短めの余韻。
革感とかワックス的とか、ひとクセありそうなコメントを書きましたが・・・。
個人的には、「なかなかイイんじゃない?」というのが本音でした。
いや、「意外とイケるかも~♪」でしょうか。想像とはちょっと違いましたケド。
コレをいただいた時に、BBRの1982-27年を比較しました。
同じベクトルを感じつつも・・・BBRの方が美味かったような気がします。
・・・エクストラ・バーボンって難しくないですか?(これに限らず)
このクライヌリッシュ、きゃず3様も書かれていますので、そちらも参考にされてください!!(またまたカブッてスイマセンm(_ _)m )
ちなみに、このクライヌリッシュは前回のロングモーンとは別クチで、自分へのご褒美にポチっと購入してしまいました。
機会があれば、この味についてワイワイ話したいな~と思いつつ、しばらく置いておきます♪
良い方向に変化してるとイイなぁ。。。
#クライヌリッシュ #ハイランド