「奇跡の再入荷です!」というセリフの前に、「テンペストあります」に反応。
『飲めるときに飲みましょうスイッチ』が入っちゃいます(笑)
正規輸入が無期限延期になってしまったテンペスト。
「無期限延期?輸入しませんってハッキリ言えよ(怒)!」と思っていましたが、いざ飲めるとなると、そういう感情はどこへやら。すっかりウキウキ気分でした♪
まあ、検索すれば今も普通に販売されているようですが。
(今のうち買っちゃう?)
「で、テンペストって何なのさ?」
と、素直な疑問。
調べてみると、嵐や暴風という意味で、「荒波を受ける海沿い面する熟成庫から選んだ、荒々しいボウモアの樽」を表現しているとのことです。
荒々しさ・・・よりも強烈なフルーティーさを感じたのですが(あれ?)
いずれにせよ、「オフィシャルでコレかー!!」と思わせる味でした♪
【色】
僅かな濁りのある褐色を帯びた、鮮やかなゴールド。
【香り】
最初にハッキリと意識したのは、現行オフィシャル12年と似ている香り。
そこに幾つかの新しいアクセント・・・でしょうか。
出来立ての黒糖のザラッとした甘い香りと濃いクランベリー。
ジューシーなトロピカル香は、バナナとアセロラを合わせたよう。
【味わい】
ゆったりと滑らか、暖かなスパイシーさのある口当たり。
オフィシャル12年よりも、若干ですが輪郭を淡く薄くしたような雰囲気ですが、
その分フレッシュさとフルーティーな風味が前面に押し出されているよう。
フルーティーな酸味から潮の風味へ。
木炭に水をかけたようなモサッとした煙香。
アプリコット、豊かな木香とともにメープルシロップ、ナッツ。
遅れて舌奥からマンゴーのドライフルーツ。
【フィニッシュ】
滑らかでサッパリとしています。
塩気とバニラ、最後にグレープフルーツっぽい苦味のあるフルーティーさ。
重厚ではないがキチンとした厚みが適度な満足感を。
もちろんオフィシャル・リリースですから、現行と同じ流れにあることは、僕でも予想できてはいましたが・・・。ちょっと驚いた・・・というか。
美味いですね~コレ♪
根っこにオフィシャル12年に近い風味を感じながら、フルーティーさが迫り出すようにハッキリと感じられ、それと対比するかのように存在感のある現行ボウモアのスモークとピーティーな風味。様々な異なる風味が突出している雰囲気ですね。
「あ、荒々しさって、こういうことなのかも」と。(勝手に想像♪)
オフィシャル10年。限定生産12000本。バッジリリースNo.1・・・。
もし仮に、今後のオフィシャルが、こういう味が主流になっていくとしたら・・・。
「・・・怖え~な、ボウモア」と。(こちらは勝手に妄想♪)
#ボウモア #アイラ