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グレンタレット 1989 19年 ダグラスレインOMC

ダグラスレインのOMCより。
(僕にとっては)珍しいグレンタレットです。
このブログで以前に紹介したタレットは、マクファイルのやつでした。
豊かな麦の風味が強く印象に残っていた1杯で、ああいう素朴で優しい風味が、何とも言えないホッとする気持ちにさせてくれるんですよね♪
だからでしょうか、飲む前に当然、期待も膨らむってモンで(笑)

いただいたBARのマスターからも
「コレ、絶対気に入ると思うよ!」
と、おっしゃっていただきました♪

グレンタレット
1989 19年
ダグラスレイン OMC

蒸留年:1989年
瓶詰年:2009年
リフィル・ホッグスヘッド 50%

おい・・・20年じゃね?
と思ったら、僅か1ヶ月で19年なんだそう。
その差が味のどの部分に影響があるのか気になるところです。。。

【色】
明るいレモン・ゴールド。
僅かに白みがかっているような色合いです。

【香り】
爽やかな葉と豊かな麦の香りが強く主張してきます。
レモングラスのようなシトラスと植物の青い風味。
最初は軽いアルコール香と植物香が合わさって、ツンと鼻に突くような香りですが、徐々に桃の缶詰のシロップ、林檎のような香りが現れてきます。
酸味っぽさと果実香ですね。
時間をおくと、ハッキリと麦汁の甘くトロっとした香りが、優しく丸みを感じさせるような広がりをみせます。

【味わい】
トロトロな飲み口。
粘りがあるというよりは、ネクターとかのトロっとした感じが近いかも。
刺激は感じられす、スーっと舌と口中に伸びていくような風味。
生キャラメル、マシュマロのような柔らかな甘さを感じながら、
パッと弾けるように広がる麦汁の風味が豊かな濃さを持って現れます。
マスカット、白桃、完熟リンゴ。

【フィニッシュ】
トロトロの味わいと違って、サラッと喉を通っていきます。
ここで口中に乳酸の甘さが出てくるところに嬉しい驚き。
短いですが、鼻奥に生麦の香りが残ります。

うわ~・・・

完 全 に 好 み の 味 っ す ♪

いったい何時からなのか分からないのですが、こういう豊かな麦汁感が非常に美味く感じるようになってきました。悪いクセなのかもしれませんが、いろんなモルトで”麦”を探してるときも・・・あったり無かったりw

それにしても独特なトロトロ感ですね。
滑らかでシルキーなのとは、また違った感じでした。
例えば、ちゃんと果物を絞ったジュースにあるような、サラっとした繊維っぽさ。

まだ飲まれていない方、ぜひ試してみてください!

#グレンタレット #ハイランド

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