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今日、勢いで買ったシングルモルト関連の本

今日、書店へ立ち寄ったときのこと。
一冊の本を、思わず衝動買いしてきました。

皆さんも、おそらくそうでしょうが、僕も書店での個人的な王道コースというのがあります。どのコーナーをうろつくか、ということなんですが(笑)
僕の場合、まずWEB・PC関連のコーナー。
これは大体デザインとかの本をザッと眺めてます。
次に音楽や映画。これは気になるタイトルだけ拾い読み。
で、趣味・実用、ファッション系のコーナー。この辺も適当に流してます。
最後に文芸書や新書、ビジネス書のコーナーへ。

意外と新刊なんかは見たり見なかったり・・・。

シングルモルト関連の書籍は、店頭に並んでいるものには内容に限界がありますし、正直その程度の本なら、もう何冊か持っているので、書店で購入することは、まずありません。Amazonありますしね♪
あ、あと旅雑誌なんかでスコットランドが特集されていたら立ち止まっちゃうかな。

そんな中、見慣れない帯に気付いて手に取った本。
タイトルを見て、入門書だとスグに分かるので、そのまま棚に戻そうと思ったんです。

・・・思ったんです。

が。

購入してしまいました。

それがコチラです。

『シングルモルト&ウイスキー大辞典』(ナツメ社

サブタイトルは、「読むほどに飲みたくなるウイスキー入門」とあります。
「え~・・・ただの入門書じゃん!?そんなの別に珍しくないしー・・・」
と、おっしゃる方々も多いでしょうね。はい、その通りでございます。

ですが、この入門書を購入した理由。
それはズバリ!
この本の監修を手がけた方の名前が表紙に書かれていたからなんです。

表紙を拡大してみます。

買うでしょ~、そりゃ!!

肥土伊知郎さん監修の入門書ですよ♪
これまで、多くの雑誌のインタビュー記事や、映像なんかで、肥土さんの痺れるほどの熱い情熱と強い想いは、何度も拝読・拝見しましたし、それらが、いかに強く反映されているか、僕らは自分の口に喉に刻んでいますよね!?
その肥土さんが、いったい初心者のために、どういったコトを書かれているのか、本書を監修されたのか、非常に気になったので、即購入!!・・・というワケなんです。

内容は、まだ読んではいないのですが、ごく一般的な入門書の構成。
つまり、ウイスキーの製造過程や歴史・地域の個性について語り、代表的な銘柄について紹介、ウイスキーの色々な愉しみかた、そして各所にコラムを挟む、というオーソドックスなスタイルです。
本当に入門書。

ですが、圧倒的ページ数を費やしている各地域・各銘柄の紹介には、テイスティング・コメントも書かれています。簡単な入門書とはいえ、肥土さんが各銘柄をどのように評価されてらっしゃるのか、同時にどのような紹介の仕方をされているのか、すごく興味ありますよね!?

さらに、初心者にも分かりやすいような配慮が随所になされています。
例えば、フルカラーで写真・図版も数多く掲載されていて、それが何を表しているのか直感的に分かりますし、何しろスゴく見やすいんです。もちろん代表的なボトルも全て写真入り。丁寧で細やかな配慮が伺えます。

この本、本当に入門書なので、モルトへの造詣が深い方や、ある程度飲まれている方には物足りないです。ですが、「シングルモルトウィスキー大全」に敷居の高さを感じてしまった方、「モルトウイスキーコンパニオン」を勧められても、正直難しいな~と思われた方には、ぜひオススメしたい1冊です。

もちろん飲み慣れてらっしゃる皆さんにとっては、先程述べたように、肥土さんがどんな風に書かれてらっしゃるのか、ということを念頭に置きながら読み進めても面白いと思いますよ!そういう意味でもオススメの本。

最後に。
何かのご縁で、このブログ記事を読んでくださった、「シングルモルトを飲んでみたいな~」と思ってらっしゃる方、「ちょっと飲んでみたんだけど、もっと勉強してみたいな~」と思ってらっしゃる方。

ガチ、オススメですっ!!

シングルモルト&ウイスキー大事典 シングルモルト&ウイスキー大事典
肥土 伊知郎
ナツメ社 2010-02-15

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