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オスロスク 10年 花と動物 (2009年末の感想)

すっごく今更な感のあるタイトルですが。

前回ご紹介したコニッサーズ・チョイスのオスロスク
それを飲んだ2日後、別のBarで久しぶりに飲む機会がありました。
すっごく久しぶりですし、何せ飲んだ時って、ようやく小慣れてきた頃のこと。
まだまだテイスティングなんて程遠い感想文的な、ボンヤリとした輪郭しか掴めていなかった頃の話なので・・・。(今もそうだろ!?というツッコミは受け付けませんww)

で、飲んでみて、「あぁ・・・オスロスクってこういうカンジか」と再認識。
シングルトンと比較してどうこうという話は、すでに多方面で尽きた話題でしょうし、あえてココで申し上げることも無いかと思うので、サクっと割愛。

ただ1点。
久しぶりが故にか、はたまた僕の嗜好の変化か、1点だけ残念なコトも。
最近は、悪い印象、不味いと読者に思わせるような記事を書かない(書いてはいけない)という論調もあること、重々承知し理解している上で、あくまでも僕の体験談として記事にさせていただきます。

もちろん、これが花と動物のオスロスクの本質だとは全く思っていません。
ですので、テイスティングで感じた違和感のみを書き記します。
残念な思い出というのも、また次回へのステップアップにつながるものと考えておりますので。

それではどうぞ♪

オスロスク
10年 花と動物

オスロスク花と動物

【色】
レモンティーのような透明なゴールド。

【香り】
白ワインにも似たマスカットの香りとレモン。
フルーティーな酸味のある香りが一番強いですね。
熟れた梨、葉野菜を連想する爽やかな緑の香り。
杉、柔らかい木香。
ツンと鼻につくドライなスパイシー感があり、シャープな印象。
麦茶のパックに熱湯を注いだときのような香りがあります。

【味わい】
ピチピチと弾けるような刺激とショウガに似たスパイシーさ。
軽くスムースな口当たり。オイリーさは感じられず。
でもショウガの風味はありません。温かさのみ感じます。
レモンシャーベット、バニラ、パン粉。
口中で、刺激が少なく柔らかな風味が端整な印象を持たせます。
徐々にナッティさが出てきますが、僅かに塩気を伴います。

【フィニッシュ】
軽く短い余韻。鼻の奥に麦やナッツの風味。

《追記》
それらが全てペラペラで、まるで水割りにしたよう!

柔らかな味わいは、僕も好きなんですが。
・・・ちょーっとクタっとなってませんかねぇ、と感じてしまいました。
常に飲み続けているわけでは無いですし、過去に飲んだ印象が強烈に記憶に残っているわけでもないので、その辺が何とももどかしいのですが、それでも、その日のモルト1杯目でしたし・・・。

そもそも、いつ開けたボトルか?って話にもなってくるかもしれません。
でも、まだ普通に入手できるボトルですし、残量も半分を少し超えてるくらい。
仮に最近のなら、僕の舌がオカシイってことです。
でも、もっと前なら・・・う~ん、そこまで印象変わるかな?
突き詰めて考えるとアタマ痛くなるので、1つの経験として心に閉まっておきますね。

いずれにせよ、何事も経験を積み、いつでも記憶を引き出せるようにしておくことです。
自戒、自戒っと。

#オスロスク #スペイサイド

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