昨年の年末・・・というには、まだ少し早いかもしれない12月の下旬がスタートした頃。東京ドームでGUNS N' ROSESの17年ぶりのライブを観た帰り。
疲れ果てた僕と友人は、食事をする気も無く、ホテルへ向かっていました。
ホテル近くのファスト・フードで、単に胃に何かを入れるためだけの簡単な食事を済ませました。もう後は寝るだけ・・・。
ってなワケにはいきません(笑)
やっぱり、せっかくだから、ちょっと飲みたいですよね。
↑(嘘つきー!どうせ飲む気だったダロ!?・・・というツッコミはナシで。ね?)
とはいうものの、約3時間半のライブで、その時すでに11時過ぎてました。
翌日は早朝に沖縄出発を控えていたのでホテル近くのBarで飲むことにしました。
1度しか伺っていないBarなのですが、場所はちゃんと覚えてます。
席について、さっそくモルトを。
目についたKBケルティックのクラガンモア1989 18年をいただきます。
バーテンダーさん、最初は気付かなかったのですが、以前伺ったコトを伝えると、すぐに思い出してくれました。少し話をさせていただきながら飲んでいると、ポンポンと目の前にボトルを並べてくれます。
そのうちの1つが、今日ご紹介するデュワラトレーのクライヌリッシュ。
クライヌリッシュ、正直けっこう久しぶりかも。
これは嬉しいです♪
1982 25年
デュワラトレー
蒸留年:1982年
瓶詰年:2008年
リフィル・ホッグスヘッド 51%
【色】
明るいレモン・ティーっぽい。レモン・ゴールドに少しオレンジを。
【香り】
最初は穏やかで広がりが少なく真っ直ぐ立ち昇る香り。
ワックス、なめし革のような香りを感じ、それに包まれるように若いメロン、蜂蜜、砂糖多めの紅茶、潮の香りが海岸沿いを連想させます。
徐々にメロン、洋ナシのようなフルーティーな香りが強く感じられます。
柔らかく穏やかで,ずっとグラスの中に留まっているような香り。
【味わい】
軽く唇がピリっとするスパイシーな口当たり。
舌先にも刺激を感じながら、若々しい葉の香り。乾いた樹皮、木材。
とにかく清々しいですね。
焼きたてトーストの香ばしさに似た香りと、マーマレード。
少しだけナッティ。クルミとカシューナッツ・・・かな?
オレンジとライムの柑橘系フレーバーが徐々に増していき、塩気がフルーティーな酸味に感じられていきます。ちょっと特殊ですがシークワサーの風味。
若々しさとバランスの良さが素晴らしいです。
【フィニッシュ】
喉奥から昇るスパイシーさ、ナッティさとライム、青切りミカン。
シロップと木香が爽やかに長く続きます。
おぉっ!?ちょっぴり塩気を感じるクライヌリッシュですね~!
ライトかと思ったら、意外と辛口でシャープな印象もあって、徐々にフルーティ。
25年なのに元気だなぁ・・・。
シークワサーというのは、沖縄の小ぶりな柑橘系で、強い酸味がありますが爽やかで強い香りのする果物のこと。和名はヒラミレモン。
知らない方も多いかもしれませんが、沖縄料理の居酒屋がお近くにあれば、泡盛のシークワサー割りを飲んだことのある方もいらっしゃるかも。ちょうど焼酎にスライスレモンを入れる感じです。
#クライヌリッシュ #ハイランド