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ラフロイグ 1998 11年 BBR(復刻ラベル)

敵ではないが、味方にしたいとも思わなかった。
あえてコチラから仲良くしようとは思わなかった。
いつも誰かと一緒なんだけど、僕は正直ほぼ無関係な立ち位置。

そんなラフロイグも、今年ようやく、なんとかトモダチになれました。
う~ん、長かったなぁ・・・。遅っ!!
ラフロイグからモルトを飲みだす人が多いって、昔良く聞いた話なんですけど、今もそうなのでしょうか?僕の入り口はグレンリヴェットだったから、あの頃は言ってる意味が分からなかったんですよね(汗)

あ~、こんなことなら、もっと前から仲良くしときゃ良かった・・・。
食わず嫌いならぬ、飲まず嫌いはダメだと、ラフロイグから教えてもらった気がします。

ラフロイグ
1998 11年
ベリー・ブラザーズ&ラッド (復刻ラベル)

蒸留年:1998年
瓶詰年:2009年
57.1%

さて、BBRの復刻ラベルのラフロイグ。
こちらもラフロイグながら、全体的にフルーティーさが強いですね。

【色】
明るい小麦色。

【香り】
枯れ草を燃やしたような煙たさ、塩昆布。
薬品的な香りよりも、ピーティーでドライ、穀物香を強く感じます。
それでも「龍角散のど飴」っぽいんですけどね。
レモングラスのような香草と柑橘系の爽やかさが合わさった香り。
トロっと粘りのあるシロップも感じさせます。

【味わい】
真っ先に感じるのが、フレッシュな甘さ。
レモン・シャーベット、薄いガムシロップのよう。
口当たりは、ややオイリーです。
柑橘系の風味が強く、スモーキーさは控えめな印象ですが、
決して薄いわけではなく、キチンと主張してきます。
やや辛口でピーティー、ヨード風味も僅かだがしっかりと。
トータルバランスはフルーティー寄りですが、上手くまとまっている印象です。

【フィニッシュ】
潮の風味が口中に残り、やっぱり「龍角散のど飴」(笑)

バランスの良さと、フルーティー寄りな味わいが好印象でした。
個人的に好みなタイプのラフロイグ。

そうか、"今の"ラフロイグだから飲めるのかな?
・・・そんな気もします。
とにかく出遅れ過ぎたラフロイグですが、今年の夏はハイボールにしたりと、色々と自分なりに愉しみましたよ。で、今は全然OKです♪

それにしても味覚って不思議ですよね。
なぜ、ラフロイグだけダメだったんだろう・・・??
今となっては謎ですが、美味しく飲めてるので考えないことにします(笑)

#ラフロイグ #アイラ

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