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グレングラント 1991 12年 ダグラスレイン OMC

ダグラスレインのOMCより、グレングラント12年です。
グラントって、飲むんだけど、自分から積極的に飲もうと思ったことが、実はあまりなかったりします。(どっちだよ)

う~ん、何でだろうな~、と思って、自分なりにグラントの印象を並べてみると

・バランスがいい
・ライトなのにコクがある
・穀物系、ナッティー
・松ヤニ、オイリー、粘り
・樹皮っぽい、枯れ葉や落ち葉
・カラメル的な甘さ
・僕の下には甘すぎる

あはは、一番下が敬遠の理由でしょうね(笑)
あ、でもFHTTのグラント'70 38年は衝撃的に美味かったしなぁ・・・
銘柄がどうってコトではなくて、自分が美味けりゃOKってコト・・・かな?
うん、それでイイことにします♪いつもそうですし。

このOMCのグラントも個性的で好きなボトル。
シェリーのバンバン効いたグラントとは、また一味違う味わいが興味深かったです。

グレン・グラント
1991 12年
ダグラスレイン OMC

蒸留年:1991年
瓶詰年:2004年

【色】
薄曇ったレモン・ゴールド。

【香り】
ライトな蜂蜜と穀物系の香り
粉砂糖がけのシリアル、オールブラン的。
アーモンドの皮、ピンクグレープフルーツ。
わずかに乳酸っぽさと若葉のような香りが、爽快感を与えてくれます。

【味わい】
ライトな口当たり。ヌルッとオイリーですがイヤじゃない程度に。
ドライでサラっとしたエグさのある舌触りと刺激。
針で刺すような、ではなく、石のような重さ。
しっとりしたクッキー。煎ったピーナッツ。
それらが全て綿に包まれたように"間"を感じます。
ヨーグルト的とも取れますね。
蜂蜜漬けレモン、淡いガムシロップ。

【フィニッシュ】
うん、ピーティー。キレがあるように見せかけて喉奥に残る余韻。

テイスティングの「針で刺すような、ではなく、石のような重さ。」は、ちょっと書きすぎかと思いましたが、メモったからには書いときます(笑)
最初に感じたのは、シェリーの濃いグラントのある渋みやエグさ、滑らかな甘さの中からシェリーの風味だけをスパッと抜き取ったような感覚を覚えました。

いや~コレは楽しかったです!!

つい最近、キングスバリー・ザ・セレクションの1996/11年と併せて飲む機会があったのですが、アチラはもっとオフィシャルに近い印象。
こっちのOMCグラントが自分の記憶にあるグラントのイメージと似ていたので驚き。

それらも含めて、大変勉強になる時間を過ごすことができました♪

#グレングラント #スペイサイド

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