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ボウモア 1994 14年 BBR(復刻ラベル)

気付けば4連続ボウモアの記事ですね。
「もう、そろそろ良くねーか?」
と、一人で苦笑。

が、しかし!!

個人的にカナリお気に入りのコイツを紹介せずにはいられません!!
過去記事で載せるって書きましたしね。

BBR復刻ラベルのボウモア。
1994年蒸留の14年。
同じ日にヘーゼルバーン12年に感動してしまい、撮影し損なった1杯。

実は、何度か飲んでいて写真があるものだと勘違い、という隠れた真実(笑)
お初は、確か他のお客さんが多くて撮影できる雰囲気じゃなかったので断念。
以後、訪れるたびに味わいの確認も兼ねて飲んでみましたが、なかなかチャンスに恵まれなかったんです。「ま、そういうこともあるさ」なんて考えていたら、つい写真のことを忘れていました。

そしてチャンスが来たかと思ったらヘーゼルバーン12年の登場(笑)
その日に、同じ1994年のマーレイ・マクデヴィッドのボウモアに出会い、写真が無いことに気付く・・・。
何の因果か、いろんな意味で心に引っかかっていたボウモアでした。

そんな顛末は置いておいて、このボウモア、個人的にストライクど真ん中♪
面白さや印象的という点では、これを超えるボトルは山ほどあるかもしれません。
ですが、「何度でも飲みたくなる」「もう1杯飲みたくなる」、という点で、非常に心に残るボウモアになりました。

ボウモア
1994 14年
ベリー・ブラザーズ&ラッド(復刻ラベル)

蒸留年:1994年
瓶詰年:2009年
53.7% ウイスク・イー向け

ところで復刻ラベルって、単に昔のラベルを再現したものだと思っていたんです。
気になって調べてみると、100年以上前に使用していたラベルとのこと。
その歴史の長さを想像すると、何か感慨深いものを感じながらラベルを眺めてしまいますね。

【色】
やや赤めの琥珀色。
鮮やかで濁りが無くクリアな色です。

【香り】
僅かに湿った印象を感じながら、程よいアルコール感。
ピーティーな力強さを感じますが、甘い香りの中に消えていくよう。
レモン・シャーベット、柑橘系のフルーツキャンディっぽい香り。
爽やかな甘い香りを包むスモーク香りが柔らかで優しい印象。

【味わい】
平たい刺激とクリーミーな口当たり。
一瞬だけ干しブドウを感じつつ、すぐに麦汁感、サトウキビ。
南国フルーツといえばそうだけど、何かが違うフルーティーさ。
挙げるとすればパイナップルの缶詰のシロップを薄くしたよう。
柔らかくピーティー。
徐々に緩やかで淡いシロップとベリー系の風味。

【フィニッシュ】
乾いた土、僅かに煙たさを感じつつ、ベルガモットのような風味。
香りや味わいの割に、ペタッと張り付くような余韻が残ります。

フレッシュで爽やかさも感じられながら、しっとりとした上品な風味も感じられました。
ボウモア 1994 14年 マーレイ・マクデヴィッド』に現行オフィシャルの雰囲気を感じたのに対し、コッチはグッとフルーティー。いや~美味いっす♪
個人的に、こういう味が好きなんです。

フィニッシュに感じたベルガモットが印象的。

南国フルーツ的なフレーバーに関しては・・・う~ん微妙。
僕は南の生まれなので、小さい頃からマンゴーやグァバ、パパイヤ、パッションフルーツ、パイナップルなどは、日常的な果物だったんで、そっち系の味は味覚にインプットされている自信が多少あります。(多少ね)

昔懐かしいフルーツを思い出すと、一番近いのはパイナップルの気がするんです。
これについては、いつもながら個人的意見なので、そんな感じ方もあるという程度で、よろしくお願いします♪

過去記事にも書きましたが、これからのボウモアはどう変化していくんでしょう。
ピート、スモーク、糖蜜的な甘さ、フルーツ、これらが上品でバランス良くまとまっているのが"顔"になるのでしょうか??・・・いろんな想像をしてしまいます。

その変化を自分自身がどう感じるのか、純粋に楽しみですよね~!!
(↑そっちが重要ってコトか)

#ボウモア #アイラ

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