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山崎 パンチョン

これを記事にしようと思ったときに気付いたこと。
ちょうど自分のファイルに、この『山崎パンチョン』を追加し終えて、タイムリーだし早速書こうかなぁ、なんて考えていたんです。

「・・・え~っと、写真の日付は・・・!!」

2009/10/27

発売日じゃん!!

その日か、翌日に書いておけば鮮度バッチリだったんじゃ・・・。
あぁ・・・なんてマヌケな僕。
新発売を記事にするって、それこそ鮮度が大切ですもんね。


ちょっと古いですが何が言いたいか、お分かりですよね(笑)

マヌケなエピソードで申し訳ないのですが、個人的にかなり美味かった!!
うん、美味い。
美味いからこそ、ある1つの想いが。

山崎 パンチョン

「山崎」誕生25周年を記念して、春にリリースされた「山崎1984」と「山崎シェリーカスク」に続く、シリーズ第2弾です。
以下、公式ホームページより

一般に、小さな樽の熟成は早く、大きな樽の熟はゆっくりと進むといわれています。今回のパンチョン樽は、北米産のホワイトオークを使用し、容量が480リットルと大型の樽の一つで、自社製樽工場にて伝統の技で製造した当社のこだわりの樽です。
今回は、パンチョン樽で熟成させた原酒だけを丁寧に選んでヴァッティングしました。液体は透き通る黄金色で、立ち上る香りからは、ホワイトオーク樽由来の華やかな樽熟香が感じられ、甘やかなバニラを連想させます。口に含むと適度な甘みと、爽やかな余韻が、ウイスキーの香味を鮮やかに印象づけます。リッチで深い味わいを感じていただけるよう、アルコール度数48度で仕上げました。

う~ん、これ以上は僕が言うこと無いかなぁ・・・。
追加する形で、僕が飲んだ感想を書いてみます。色や香りは公式と同じような印象。あ、ちなみに抜栓1発目でした。

【味わい】
やや粘りのある柔らかな飲み口で、トロッと滑らか。
個人的にはベタっと貼り付くように感じました。
一瞬、カモミールと蜂蜜のような味わいを感じ、濃いシロップ感に包まれます。
フレッシュさと程よい熟成感が心地よく、塩キャラメル、薄い樹液や樹皮。
均一で端正な味わいで、変化に乏しい分、恐ろしくバランスが良いですね。
強引に例えるならバニラアイスにキャラメルシロップ。

【フィニッシュ】
ザラメのような甘さと、キレのある短めの余韻。またすぐに口をつけたくなります。

恐ろしいバランスの良さを一番に感じました。
突出した"何らかの個性"を探したり愉しんだりするのではなく、バランスの良い美味さを味わうものではないでしょうか。最初から最後まで変わらない味わい。

『無個性という個性』
なんて、意地悪な言葉が頭をよぎったのは、きっと僕がまだまだ色んな味わいを知りたい欲求に駆られている初心者だからなのかもしれません。
そんな想いを抱きながら味わった1杯。

ふと、あまりウイスキーを飲まない友人を思い出しました。
彼の想像を超えない範囲で美味いと感じるのは、こういうヤツなのかも・・・と。

山崎 パンチョン



#山崎 #ジャパニーズ

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