また新しい1週間が始まりましたね。
ここ数日、急に気温が下がってきました。皆さん体調にはくれぐれもご注意ください。
僕の周囲でもマスク姿が増えてきました・・・。
風邪を引いたら、大好きなモルトが飲めなくなっちゃいますよ~!!
さて、今回は閉鎖系でお馴染み(?)の『チール・ナン・ノク』より。
コールバーンです。
コールバーン蒸留所についての詳細は、WEB検索かお手元の本をご覧いただく、ということでお願いしたいと思います。
きっと、WEBも本も同じような文面が出てくるはずです。
うん、どうやら出所は同じようですね。
重厚ながらイヤミが無く、しかも個性的な味わいでした♪
1980 24年
チール・ナンノク
蒸留年:1980年
瓶詰年:2004年
コールバーンについての解説で、ほぼ登場するのが建築家チャールズ・ドイグ。
数多くの蒸留所建築を手掛けた人物だそうです。
「チャールズ・ドイグ」でWEB検索してみると様々な蒸留所の名前が出てきますよ。
さて、テイスティングはこんな感じでした。
【色】
濃く深いゴールド、ビターキャラメルもしくは曇った銅。
【香り】
まず、いきなり鼻に突くような苔、または湿った土のような香りが。
しばらくするとシェリーのゴム感だと気付くのですが、ちょっと独特。
香りの段階では甘い華やかな印象は薄く、それよりも重厚感を強く感じます。
樹液、キャラメルのような香りとブドウの皮、水飴、僅かにアーモンド。
【味わい】
一言で言うなら、オールブランにメープルシロップをかけたよう。
そんなビスケットありますよね。あの味に近い印象。
そこから、さらに重厚な甘さを感じます。
キャラメル、生チョコのような甘さが舌に貼り付き、ややオイリーさも。
遅れてベリー系のジャム。驚くほど重厚でパワフル。
【フィニッシュ】
じんわりとグレープ・ジュースのようなフルーティーな甘さが出てきて、
クセの無いスッキリとしたフルーティーな余韻が長く残ります。
ゴリゴリのシェリーのゴム感はあるものの、イヤミ無く感じられるので、その点は個人的に好きな味わいでした。
さらに、単に濃く甘ったるいだけでは無く、適度な穀物感もあり、パワフルで飲みごたえもありました。これは印象深い1杯になりましたよ♪
同じ日に、比較で別のコールバーンをもう1杯。
そっちはもっと華やかで繊細、楽しく飲めるモノでした。これについては後日。
次回は、もう1本「チール・ナン・ノク」にしようと思っています。
気がつけば「チール・ナン・ノク」は次回で5本目の紹介ですね。
そのボトルは明日・・・あ、明日は飲みに行く予定で・・・(ゴニョゴニョ 以下略)
#コールバーン #スペイサイド