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グレンリヴェット1972 31年 R.N.MacDonald

今回は、あまり見かけることのないボトラーズからのご紹介。
R.N.MacDonald社のグレンリヴェットです。
「1972」ってトコに、個人的に激ウマだったセラコレを彷彿とさせられます♪

ボトラーズのR.N.MacDonald社は、レッド・ライオン社というプライベート・クラブ等へオリジナル・ボトリングの供給をメインとする会社の傘下だそうです。
で、製造しているのがブレンデッドのグレンコー。

31年と、なかなかの長熟モノ。
こうなるとボトラーズではゴリゴリなシェリーに出会う確立がグッと高くなりますね。
飲む前に、やや不安がよぎります。
どうも「=ゴム臭」という考えが、出てきちゃうんです。
ですが、コレは違ったようで・・・。

グレンリヴェット
1972 31年
R.N.MacDonald

Glenlivet1972_31yo_R.N.MacDonald

蒸留年:1972年
瓶詰年:2003年
52.3% カスク

ん・・・?もしかしてシェリー樽ではない?

【色】
かなりクリアな黄金色。淡く銅っぽいオレンジ色が見られます。

【香り】
非常にフルーティーで瑞々しいですね。
リンゴ飴とアプリコットのドライフルーツ、強い蜂蜜の香り。
黒糖のような香りを奥に感じ、かなり厚みのある印象。
同時に、濡れた樹皮のような香りもあります。

【味わい】
やや粘りと弾力を感じる飲み口。
すぐにピーチネクターのようなジューシーな味わいが現れ、続いて野菜系のサッパリとした風味。甘さが全然重たくないですね。
アプリコット・ジャムのように爽やかな甘さが舌に張り付くようで、シナモンのような刺激も感じられます。遅れてメープルシロップ。木材。
柔らかで滑らかな甘さと、フルーティーなスッキリとした甘さが心地良いです。

【フィニッシュ】
完熟リンゴの強い芳香が鼻の奥に感じられ、長く口中に残ります。

リヴェットですね~♪
このバランスの良さ、表現するのが難しい統一感。
素晴らしいです。
カスクのおかげで、キリッとした飲みごたえもあり、たんにフルーティなだけで終わっていないのも個人的には好印象でした。

このリヴェットと、もう1本、トマーチン30年がありました。
他にもリリースしているのでしょうか・・・?
ラインナップが気になるところです。

#グレンリヴェット #スペイサイド

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