ジェームス・マッカーサー社の「ザ・グレンリヴェット1996」。
蒸留年は1996年、ボトリングは2006年3月。
アルコール度数58.5度のカスクストレングスです。
グレンリヴェットのカスクは、ナデューラ以外飲んだことが無かったので、どんな味わいなのか非常に興味のあるところ。さっそくオーダーして飲んでみると、スッキリとした味わいでグレンリヴェットらしさも出ていて、とても美味しい1杯でした。
ザ・グレンリヴェット
1996
JM オールドマスターズ
1996
JM オールドマスターズ
235本のボトリング。
【色】
限りなくオフィシャルの12年に似ています。
もうちょっと透明度が強いでしょうか。
【香り】
ややドライなグレンリヴェット。
アルコール香が強い気もしますが、バニラ、蜂蜜、フレッシュな木香が全体的にまろやかで甘く感じられます。レモンやハーブ、ピーナッツのようなナッツ香。
【味わい】
飲み口は、意外にもややオイリーで、口当たりはスムース。
ここでもバニラの香りを感じ、酸味の効いたパイナップルやレモンの皮のようなフレッシュさを感じます。ほんのり青リンゴも。
9年とは思えないバランスの良さ!
【フィニッシュ】
シナモンのようなスパイシーな甘さと、柑橘系、ナッツの香りが程良く長い余韻を残します。
加水すると、さらに華やかな香りが広がります。
オフィシャルのナデューラと比較すると、やや香りが穏やかで控えめかもしれません。
#グレンリヴェット #スペイサイド