MENU

ロングモーン1992 15年 BBR

昔、修道院があったとされる場所に建つ「ロングモーン蒸留所」
その由来もあってか、「ロングモーン」とはゲール語で「聖人の場所」という意味。
非常に華やかでいて、ドライさやスパイシーさも感じられ、個人的に好きな味わいのシングルモルトの1つです。

今回はベリー・ブラザーズ&ラッド社の「ベリーズ・オウン・セレクション」より。
程よい深みと豊かな穀物香、柑橘系の華やかな香りが魅力的な1杯です。

ロングモーン
1992 15年
ベリー・ブラザーズ&ラッド

ベリー・ブラザーズ&ラッド社とは、ロンドンにある英国で最も由緒あるワインと蒸留酒の「英国王室御用達」業者。これまで紹介したのは「グレンリヴェット」と「モートラック」ですが、どちらも非常に好印象でした。「ベリー・ブラザーズ&ラッド」のボトルが、僕の個人的な嗜好に合っているようです。

【色】
ややオレンジがかった琥珀色。
適度な濃さもあって、繊細で落ち着いた印象です。

【香り】
甘く華やかな香りが全体を包み込むように香ります。
ビターチョコのような香りと、ネーブルオレンジのような柑橘系の香り、柔らかな木香があって、ほんの少しスモーキーさを感じます。
すごく複雑ですが、丸みがあってバランスの良い印象です。

【味わい】
口当たりは、スムースでやや軽めですが、コクがあってしっかりとした味わい。
円やかで柔らかい木香とバニラのような香りが非常にクリーミーな印象で、すぐにドライな味わいも感じるので、複雑な味わいだなぁ、というのが第一印象。
穀物香、リンゴの酸味、ミルクチョコのような甘さがあります。

【フィニッシュ】
華やかでクリーミーな余韻が長く続きます。

ベリー・ブラザーズ&ラッド社は、どれもバランスが非常に良く、その銘柄の個性が素直に表れているように思います。
何と言ってもコストパフォーマンスが良いのが嬉しいところですよね♪

#ロングモーン #スペイサイド

この記事を書いた人