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拝啓、ウンチクオヤジ様

今回の記事は、ほんの少しシニカルです。
悪意はありませんが、不快感を覚えるかもしれないのでご注意を。

僕にとってBarという場所は、いろんな意味があります。
 モルトを愉しむ場所。
 モルトについて勉強をする場所。
 マスターやバーテンダーさんとの会話を楽しむ場所。
 日常を忘れる場所。
などなど…。

全部まとめて乱暴な言い方を許していただくと、「楽しい!」ってコトですね。

ほぼ9割、1人で行ってます。
特に理由は無いのですが、まぁモルトに興味を持っている人が周りにいないこと、
1人の方がドップリ愉しめる、という身勝手な考えが理由でしょうか(笑)

僕はモルト愛好家と呼べるほどの人間ではなく、
ただのモルト好きの飲んべぇなのですが、そんな素人の僕でも、思わず

「へ?」

と思うことが、これまで何度かありました。

 ウンチクオヤジの攻撃

1人でBarに行くことが多いので、稀にこういう方に出会います。
僕は心の中で「ウンチクオヤジ」と呼んでいるのですが…(失礼)。
最近、どうやら2系統に分類されるようだと気付きました。

1.強引に勧めてくる気さくなウンチクオヤジ

何故か遭遇率が高いのが、このタイプ。
で、これまた何故か、ある一銘柄に限ってなんですよね。
僕がモルトを飲んでいるのを見ると、

オヤジ(以下オ):「おぉ~!兄さんウイスキーを飲むのかい?」
開始です。

僕:「…えぇ、まぁ少しだけ…」(愛想笑い)
オ:「おい兄さん、飲むなら〇〇だよ?〇〇は美味いゾ~」
僕:「えぇ、そうですね~ははは…」

そして、丁重にお断りするのも聞かずに、なんと奢りで飲ませてくれます。

 「マッカラン12年 オフィシャル現行」を…。

今のって…そんなに美味しいと思えないのですが…。
でも、こういう方キライじゃないんです。ごちそーさまー♪

2.遠まわしでイヤミなウンチクオヤジ

これが1度だけありました。
こういう人って、何のつもりでそんな態度なんでしょうか?

つまりは、僕が飲んでいるモノに対して、少し離れた席からウンチクを交えつつ
イヤミを言うわけです。

「あれさぁ~、〇〇(ボトラーズ名)の〇〇(銘柄名)だろ~?
あれって、なんたらかんたら…(←否定的な見解)…」

延々とボトラーズの特徴、銘柄の特徴を、お連れの方に語りつつ、
それがいかに自分の飲んでいるものより劣るかを語ってました。
さらに、僕の飲む順番も気に入らなかったようで。
何か言ってましたが、雑音と認識。以後すべて聞きませんでした。

こんな人とは絶対一緒に飲みたくないです。
どんだけ詳しくても、器が紙コップ以下。
あぁ、そうか。あれがオトナコドモって生物なんですね。

 思いっきり間違っている方

いつものように1人で飲んでいる時のこと。
僕よりも、はるかに年上の方々が4~5人ドカドカやってきました。
どこかで飲まれてきたのでしょう、ちょっと騒々しい楽しそうです。

客が増えたから、これ飲んだら帰ろう、と思い始めていたのですが。
ちょうど僕の隣に座った方が、こう言いました。

「しかしまぁ~日本のスコッチも、だいぶ良くなったよな~」

「日本のスコッチがさぁ~…」

??

「…日本のスコッチは…」

に・ほ・ん・の・す・こ・っ・ち????

僕より遥かに年上の人生の先輩ですから、
僕が、あえて何かを言う必要はないですよね。
もちろん、スグに帰りました。
マスターの片眉がピクッと上がったのを確認して…。
う~ん、僕が笑いをこらえていたの、バレてたかな?

何を小僧が偉そうに…と思われる方もいらっしゃるでしょう。
ただ、こういうコトがあったという事実を書いてみました。
いろんな方がいますが、人の迷惑になる行為や知ったかぶりはキケン。
自戒、自戒…ですね!

#独り言

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