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スプリングバンク 17年 ゴールド・ファウンダーズ

ロッホデール社よりリリースの「ゴールド・ファウンダーズ・リザーブ」です。

これ、飲んだことのある方は既にご存じだと思いますが、驚きの味ですよね。
オフィシャルのスプリングバンクと全く異なる味わい。
僕が飲んだ印象では、全く別のモルトという印象でした。

スプリングバンク 17年
ゴールド・ファウンダーズ・リザーブ




ボトラーズのロッホデール社は、スプリングバンク蒸留所創業者の子孫にあたるゴードン・ライト氏によって設立された、比較的新しいボトラーズとのこと。
この「ファウンダーズ・リザーブ」シリーズは、今回ご紹介するゴールドの他にも、赤ラベルのファウンダーズ・リザーブ、ブルー・ファウンダーズ、ブラック・ファウンダーズがあります。
探してみてはいかがでしょうか。

さて、このゴールドは、ゴードン・ライト氏が60年代のスプリングバンクの味わいを再現させるべく、厳選された逸品、とのことなのですが…

【色】
レモンゴールドにマーマレードのような色あい。

【香り】
ややドライで、ナッツ系と蜂蜜レモンの甘酸っぱさ、バニラアイスの香りを感じます。
甘い香りですが、しつこい濃い香りではなく、非常にスッキリとした香り。
ナッツ系の香りのせいか、カリッとした香ばしさがありますが、全体的にインパクトは控えめ。
少し時間を置くと、シトラス系のジューシーなフルーツ香が溢れてきます。

【味わい】
飲み口は、柔らかで滑らか。
刺激も少なく、非常に飲みやすい印象です。
口に入れると、アルコールの刺激と同時に、淡い南国フルーツの味わいが弾けるように口中に広がります。マンゴーではないですね。アセロラとパッションフルーツにグレープフルーツの苦味を足したような、フレッシュでトロピカルな味わいです。
これは、本当にバンク??…と思ってしまう味わい。
ソルティーさも全くといっていいほど感じられず、麦汁感もオイリーさも少なめです。

【フィニッシュ】
キレがあって滑らかに喉を通っていき、再びシトラス系の酸味とフレッシュさ。
同時に、トロピカルフルーツのジューシーな香りが鼻の奥に感じられ、爽やかな余韻を残します。

かなり美味いです。美味いですが…
これが本当にスプリンバンク??
強いて言うなら、ナッツと洋ナシのような味わいの発展形…なのでしょうか?
それにしても違いすぎです。
バーボン・カスクのみのボトリングとのことですが、そういうことでも無さそうですし…。

これだからシングルモルトって不思議で魅力的です。
まぁ、あまり深く考えずに、美味いからOK!…ですよね♪
もし、見かけたらぜひお試しください!!

#スプリングバンク #キャンベルタウン

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