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グレンタレット 1990 17年 G&M

近所のBarでいただいた1杯。
グレンタレット…個人的には、ほとんど目にすることが無い銘柄です。
だからでしょうか、見つけた時はスグに飲みたくなってしまうんですよね。

今回ご紹介するのは、ゴードン&マクファイルの「マクファイルズ・コレクション」より。
豊かな麦の風味が、爽やかで独特な味わいを感じさせる1杯でした。

グレンタレット 1990 17年
マクファイルズ・コレクション




蒸留年 : 1990年
瓶詰年 : 2007年

グレンタレット。
この銘柄そのものを飲んだことのない方でも、シングルモルトに興味を持って、数冊の書籍を読んでいると、必ずといっていいほど目にする機会があると思います。
あの有名なウイスキー・キャット、タウザーのいる蒸留所ですね。
そして、最古の蒸留所の1つとしても。

さて、その味わいは…

【色】
明るい小麦色。
鮮やかなゴールドというよりは、黄色に近い色です。

【香り】
非常に豊かな麦の香りが感じられ、クリーミーでマイルドです。
グレープフルーツなどのシトラス系、ナッツのような香りも。
シリアルの穀物香、フルーツケーキのような甘い香りを感じ、全体的にバランスの取れた印象。
コクのある深い香りでは無く、軽やかな香りです。

【味わい】
飲み口は、柔らかくスムースで、バターや生クリームのような滑らかさがあります。
口に含むと、麦汁の風味が一気に口中に広がり、アルコールの刺激もあって、シャープな印象。
焼いたトーストに蜂蜜をかけたような風味、パウンドケーキのような味わい。
続いて舌の奥で、梨のようなジューシーな甘さが出てきます。
それにしても強い麦汁感。

【フィニッシュ】
生クリームやヨーグルトのような滑らかな風味と酸味が口中に残ります。
滑らかな口当たりと味わいでしたが、意外にもキレがある余韻でスッキリしています。

豊かな麦の香りと、バランスの良さ、すっきりとした味わいは、素朴な印象すら感じられるほど。
こういった味わい、実は結構好みだったりします。
飲み始めの1杯に、ちょうどイイのかもしれませんね。

#グレンタレット #ハイランド

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