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ラフロイグ トリプルウッド

皆様、大変お待たせいたしました。
ラフロイグ素人による、テイスティング。
「ラフロイグ トリプルウッド」でございます…。

え?待ってない…??
(ってか、誰に話しかけてんの?)

は…はい、そうですか。
では、早速書かせていただきます。
…どうぞ!!

ラフロイグ トリプルウッド

え~っと、実はコレ、18年と同時に飲んだんですよね。
その時間…めっちゃ楽しかったです♪

とは言っても、やっぱりラフロイグ。
最初は身構えるわけです。
(…大丈夫かオレ)って。

ちょうど、伺ったBarのマスターも抜栓1発目ということもあって、一緒に。
これも結構嬉しかったりします。

そして、さっそく香りを嗅ぎつつ試飲。

……

メッチャ旨~っ!!!!

ちょっとヤバいですね。

いやいや、かなりヤバいですね。
美味すぎます。え?これってベースは何年熟成??
トリプルウッドだから、普通の樽に、クウォーターカスクをバッティングさせ、さらにシェリー樽で後熟らしいですよ。ってことは…??

まず通常の樽なら10年は最低ラインでしょうね。
で、クウォーターカスク。これを使うことで熟成を早めるんでしたっけ。
さらにフィニッシュでシェリー樽。
合計で15年くらい??
エイジング表記が無いから、コレは分かりません。
ラフロイグに詳しい方、ぜひ教えてください。予想でも構わないので。

もし、これが15年くらいのモノなら…
美味さに熟成年数なんて関係ないことになってしまいそうです。

以上、ラフロイグ素人の下手な勘繰りでした。

とりあえず、テイスティングを書いておきますが、参考になるかどうか…。

【色】
正統派なブロンズのニュアンスを秘めた琥珀色。
やや黄色っぽいところが、鮮やかさを添えています。

【香り】
メープルシロップと粉っぽい薬の香りが最初にきますが、これは非常にゆっくり。
開けたてですから、ここは少し待つ感じで…。
じわじわと、鈍く重たいスモーク香、イソジン、クランベリーのジャム。
奥にネーブルオレンジとミルクチョコ。

【味わい】
飲み口は、まだ硬かったのですが、思った以上に飲みやすく、爽やかな口当たり。
飲んだ瞬間に、フワッと燻香と薬品の香りを感じますが、安定した力強さのあるコク。
舌先に感じる刺激とワカメのような滑らかな香りと舌ざわり。

と同時に…。

やや青臭さのある若々しい南国系フルーツの味わいがジュワっと出てきます。
取れたてのグァバとパッションフルーツのミックスジュース。
…これですね。
ピリピリ→ヌメっと→ジュワ~

何のことか伝わるでしょうか??(笑)

グラスに注いでから、かなり放置したラフロイグにある、粘りのある蜂蜜レモンのような甘さ。
それが凝縮されたのでしょうか…。すごくトロピカルな味わい。
これが一気に広がるのではなく、奥の方でジュワっと感じるところがイイですね。

【フィニッシュ】
まず南国系フルーツの後にスモーク香が鼻に抜けます。
個人的には、この順番が良かったかも。

もっと時間が経つと、恐らく強い甘さが出てくると思うのですが。
スイマセン。一気に飲んでしまいました。
これがラフロイグ?
いやいや、ラフロイグの味はしますよ。でも衝撃的に美味い。

はい。ここにきて、ようやくラフロイグが美味しいと感じました。
スモーキーなだけではない、ライトでフレッシュなだけではない、ラフロイグのポテンシャルの高さを実感できます。まだ飲まれていない方、後回しにするなんて勿体ないですよ!?

ただ、これは、あくまでもラフロイグ初心者の意見ですので、ご用心を。

(追記)

樽の構成は、既にリリースされている「ラフロイグ クウォーターカスク」を、ヨーロピアン・オーク、オロロソ・シェリー・バットでフィニッシュさせたモノのようです。
クウォーターカスクが、通常のバーボン樽で熟成した後に、1/4サイズの樽に詰め替えて、更に熟成させたものですから、フィニッシュのシェリー樽と併せて3種類、これで"トリプルウッド"としているのでしょう。
ん?
「クウォーターカスク・シェリーバット・フィニッシュ」って名前じゃダメ?

#ラフロイグ #アイラ

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