「ブナハーブン」とは、ゲール語で「河口」を意味するそうで、目の前がアイラ海峡、その先にジュラ島が見えます。
アイラの地酒の中では、ピートを焚かない軽い飲み口が特徴のモルトです。
ツアー参加者は、初老の夫婦と若いカップル、そして学生の3人グループと私の計6名です。
いきなりミルマシーンの説明から始まります。フロアモルティングをされていないことに気づきます。
なにもかも大造りなのが特徴みたいです。
これまた大きな・・・。
ざっくり気楽に酒造りされている雰囲気です。繊細さはちょっと感じません。
大きなタマネギ型のポットスティルが4基。本当に大きいのです。びっくりします。
スピリッツ・セーフはこちらもピカピカです。
古い工場のようなウェアハウス。
ツアーガイドさんの説明もとっても気さくで、ざっくり見て廻ったなぁという感じのツアーでした。
そして試飲タイムへ。
少しアルコールっぽさを感じてしまい、やはり好みではないお酒です。
でも記念にグラスとミニボトルをしっかりと購入しました。
ツアー終了後も、海辺で石拾いを続けます。
私たちの後に見学に来た人たちが不思議そうに見ています。
桟橋の上から笑顔で、
「なにやってんだーい?」
「”箸置き”を見つけているんです!」
・・・と英語で話したかったのですが、箸置きの英語訳がわからないのです。
「ストーン、ストーン、・・・ ベリー ビューティフル!」
と苦し紛れで答えます。
苦笑いをされてしまいました。
お互い、手を振って挨拶します。
何人かは、海辺に降りてきて石を眺めていました。
・・・結局1時間ぐらい石拾いをして、重いお土産がポケット一杯になりました。
蒸留所を後にする頃には、晴れ間も多くなりました。
忘れられない美しい景色です。
#アイラ島