先週金、土曜日は出張で東京へ。
金曜は午後早々に仕事を終えてしまって、バーへ行くまで八重洲のハセガワさんへ。
早速、イチローズチョイスの川崎シングルグレーン2種を試飲♪
81は思いの他フルーティー。
でもグレーン感が活き活きしていて明らかにグレーン。
甘くて飲みやすい、危険なグビグビ系。
76は「木」が渋々で飲み難いけど、熟成感が高くて、
長熟グレーンはこうでなきゃ♪と思わせるのに十分な楽しさを持っている。
どうでも良いですけど、このラベル、黒い背景で重い荷物を運んでいる
コックさんの横の姿に見えるのは僕だけでしょうか?
続いてブラックアダーの試飲会で飲めなかったオスロスクと、
気になりつつも飲んだ機会が無い、富士御殿場20年のPB?を試飲。
最近、全然ボトリングしてくれない富士御殿場は、本当に久しぶりでした。
相変わらずエステリーでナッティーで薄め。
個人的には好きですが、万人ウケしないだろうな〜っていう味わい。
ブラックアダーのオスロスクは感動する程の美味さでは無いけど、
価格相応、十分に美味しくて、甘々の味わいが身体に染み入る感じ。
僕がウイスキーにはまったのは白州蒸溜所へ出かけた際に購入した
VINTAGE MALT 1987と白州蒸溜所樽出原酒 15年、そして響50.5です。
その頃はそれらを飲ながら、ヴィンテージに馳せるの日々の思い出を懐かしむ事で
他の飲み物では味わえない、ウイスキーだからこそ楽しめる、
嬉しいでも楽しいでも無い、独特で不思議な感覚を初めて体験したものです。
そしてウイスキーにのめり込んでいった事を
改めて呼び起こすのに十分なヴィンテージを、このオスロスクは持っていました。
と言う訳で、蒸溜日のヴィンテージに目が留まってしまって、
悪くない味わいも手伝って、思わず購入してしまいました。
あの頃の風の臭いや目線を重ねられるとは思えないけど、
少し昔を思い懐かしみながら飲んでみたいウイスキーを買いました。
いつものジャパニーズウイスキーを飲む時の様に、
テイスティングでウイスキーと向かい合うだけじゃなくて、
たまには、ゆっくり時間を無駄に使って、
こういう飲み方を楽しみたいなって思っています。
開栓が楽しみなウイスキーが増えました♪
#visiting a bar