この所、仕事が少し忙しくてブログをアップしていませんでした。
出張ついでにバーへ立ち寄ったりしていた罰なんでしょうか?
少し反省… m(_ _)m
さてさて、週明けに銀座の日比谷Bar WHISKY-Sさんへ立ち寄りました。
白州25年フェアーを行っているとの事で、「行カネバ!」と1人燃えていたのです。
早歩きで伺ったので、まずは白州ジュレップでクールダウン。
ミントの香りと冷たい白州、相性良いですね〜♪
改めて夏にもトライしたいと思いました。
その後は早速、白州25年をオーダー、
同時にVINTAGE MALT 1981を合わせてオーダー。
「白州25年は1981年の白州東蒸溜所の原酒のみを使用している」
という事を、由姫さんのブログのコメントを通して、
謎のバーテンダーさんに教えていただいていたので、
同年のヴィンテージの飲み比べという訳です。
こんな贅沢な飲み比べができるのは、やっぱりWHISKY-Sさんだけでしょう!
さてさて、白州25年は、何とも表現に悩みますね〜。
本当に「迷走」させられました。
容赦無く例えるならば、
「表面を水が流れ落ちている磨りガラスの、向こうに見える絶世の裸の美女」
あ〜、もう伝わらないでしょう…。
グラスを近づけた時に「お、白州」と分かりやすい香りを放つのですが、
エステルをほとんど感じる事がなく、美しく飲みやすい。
白州らしいスポーツ飲料系の爽やかな飲み口に、
甘く軽い酸味のフルーツを感じながら、
しかしウッディな熟成香は少なくて、透き通った味わい。
軽〜いスモーキネスが快い。
「25年」という言葉に長熟のコテコテな熟成感を期待していたためか、
余りの美しさに驚いてしまい、しばし放置してみる事に。
次に味わってみた時には「無味無臭の水」の様に感じ、
「えっ、生命の水ってこういう事???」
悩みます、本当に悩みます。
白州って、一体、何?
オーナーズカスク1990スコ文研奈良支部ボトルや、
長熟のオーナーズカスクを試飲させていただいたりした事や
これまでの白州の経験から照らし合わせても、やっぱり見えてこない。
猛省しました。白州25年は僕が飲むには早過ぎるんだと…。
完成度が高くて美し過ぎ、見えている様で、見えない。手が届きそうで、届かない美女。
もう10年、20年、ウイスキーを飲み慣れて、
その背景や特徴を分かってから飲まないと行けないんだと思います。
一方のVINTAGE MALT 1981、これは良いですね〜♪
長熟らしい、熟々っとした、幾つものフルーツが重なって出てくるのに、
やっぱり白州らしい透き通った甘味があって、「長熟の白州〜、うわぁ〜♪」と
香りが分かりやすい主張をしてくれます。
でも味わいは25年の方が深い様な…、いや、でもやっぱり25年はクリーンだし…?
と、頭を抱えつつ、諦めて何か食べる事に。
ポークランチョンのホットサンドをいただきました。
それに合う物を!とお願いした所、
バルヴェニーシングルカスクをトルネードで。
でっかくなっちゃったーーー!♪
グラスが大きいというだけで、僕のハートは鷲掴みにされました。(笑)
合うとか、合わないとか、もうどうでも良くなりました。
そして大好きな白州18年をいただいて、
「やっぱり白州は美味しい〜。」と元気になったのですが、
元気になったせいか、どうしても25年の迷走を思い起こしてしまいます。
最後にしっかりと白州の余韻に浸って帰ろうと相談させてもらいましたが、
僕に「これぞ白州!」というモルトを伝えるボキャブラリーが無く、
結局はシェリー樽原酒ベースの白州蒸溜所秘蔵モルトをいただいて帰りました。
「白州25年を分かる男になる」
これを目標に、ウイスキーを飲み続けたいと思います!
#visiting a bar