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白州 1990 N0.0D40177


スコッチ文化研究所奈良支部のオーナーズカスクが届き、
嬉しくなって、早速開けちゃいました。

試飲会の時には先に試した山崎の2種に舌負けしていたみたいで
感じられなかった味わいを、昨晩開けてから、たっぷりしっかり楽しめる♪

香り
レモンやオレンジの柑橘系と同時にシードル系のフルーティーな、
それらをギュッと凝縮した甘さ、
そして燻された麦芽をしっかり感じられるモルティーな旨みある香り。
心地良い程の、軽いエステルと、
サントリーらしいキラキラして熟した、そして優しいウッディが何とも♪
さらに時間の経過と共にキンモクセイが出てくる。

味わい
最初にピリッと辛味を感じると、舌を押す様な重みを感じる。
酸味と共にやや厚いボディ。
シードル系の甘味と麦をしっかり主張しながら、
スモーキーな香りや酸味と調和している。

加水後の味わい
いかにも白州らしい清涼飲料系のスッキリしていて甘い香りが立つ。
オフィシャル18年にもあるこの甘い香り、好きだなぁ♪
そしてスモーキーはしっかり残っていて、なおかつチューチュー
(ポリエチレン詰清涼飲料水)。なぜか椎茸と出汁。
飲んだ直後に湧いて出てくる強い酸味の出所が不思議。
加水しても面白い。

後味
レンゲのハチミツ系の甘味が程好く続き、
鼻の奥にはスモークも加わっている。

総評
大好きなオフィシャル「白州18年」の原酒って言われても違和感無い、
ストレートに白州らしさを持ったモルト。
しかも原酒であって、フルーティー&スモーキー♪
八ヶ岳エージングセラーの優しく、時に厳しい森の中で
ホギーに包まれて育った白州のモルトをしっかり味わえる。

ただし甘味を、しっかっり感じられる時と、
スモークに隠れて感じられない時があるので、
何度も飲んでしまうスパイラルに落ちてしまう様な、
「不思議」と「危険」を持ち合わせている。

もちろんスパイラルに落ちてしまった僕はルンルンさ♪

p.s.購入はこちら「BAR HAYAFUNE」様

#白州

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