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047. ノッカンドゥ / Knockando

2012.05.07

 タムドゥーを後にして、続いては目と鼻の距離にあるノッカンドゥへ。歩いて10分かそこらの距離にあります。


(細く伸びた道の行き止まりに位置する蒸留所)

 門を過ぎて敷地内に入っているはずなのだが、人家のようなものもぽつぽつとあり、庭ででかい犬と遊んでいるお姉さんなんかに怪訝な目で見られながらもずかずか入っていきます。「ディスティラリーはこちら→」みたいな矢印があってそれに沿っててくてく。


(ほどなく姿を見せたパゴダ屋根。平べったいデザインが特徴的)

 オフィスよりも先にスチルハウスを見つけることが出来たので、ちらりと覗き見。すると、なかで作業していたおっちゃんが私に気付いて降りてくる。「見学したいんだけど」と言うと「スチルハウスだけならいいぞ」と招き入れてくれた。


(スチルハウスの入り口からみるとこんな感じ)


(スチルは計4基。手前の2基が初留。奥の2基が再留です)


(初留2基は、まるで三角形を二つ重ねたようなランタンヘッド型)


(対して再留釜はお手本のようなくっきりしたボール型)

 まったくタイプの違う面白い形のスチルが並んでいて、とても興味深かった。
 私がわーわー言いながら喜色満面でスチルの写真を激写している間も、おっちゃんは退屈そうにそんな私の様子を見守り、私が満足して「サンキュー」と声をかけると「ユアウェルカム」と簡単な挨拶だけでつれない素振り。最初に「スチルハウスだけなら」と言われていたので、他のとこもみたいなー、なんて思いつつもわがまま言うのはやめて、蒸留所を後にしました。
 タムドゥー、ノッカンドゥとノービジター蒸留所でしっかり中も見学できて満足満足。次の蒸留所へ向かいます。

#Knockando

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