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074. グレンエルギン / Glen Elgin

2012.05.13

 エルギンの町からロセス、そしてクリゲラヒーに至るまで南に伸びている幹線道路A941沿いには、いくつかの蒸留所が点在しています。まぁ「沿い」と言っても、実際に道路に面している蒸留所は1つか2つで、それ以外の蒸留所はA941沿いから「一本脇に入った道を進んだ所」にあります。今回ご紹介するグレンエルギン蒸留所も、そのうちの一つです。
 エルギンの町からは南に4マイルほど。前回紹介したロングモーン蒸留所からだと、歩きでも20分かからないくらいの距離にあります。

 A941沿いを東に折れる、その名もグレン・エルギン・ロード(ただし、A941沿いに看板などは無い)に入っていくと、その突き当たりにグレンエルギン蒸留所は姿を現します。


(蒸留所の歴史は200年以上前まで遡るが、クリーム色のきれいな建物が建てられたのは1964年のこと。看板にはしっかりホワイトホースのロゴも描かれている)

 日曜日ということで、やはりこちらにも人影はない。周りをきょろきょろしながら所内を歩きます。
 そして、こちらの蒸留所の目玉といえばなんといってもこちら!


(どどーん。木製ワームタブ〜)

 オフィシャルボトルのラベルにも描かれている伝統のワームタブ。巨大なワームタブが連なっている様は圧巻ですね〜。
 ワームタブがここにあるってことは。。と、ぐるりと正面へ回ろうとすると、建物の側面にドアがあり、そこから中を覗くことが出来ました。


(スチルハウスの中も誰もいない)


(スチルはストレートヘッド型のものが3:3の計6基)

 残念ながら、こちらのドアは閉ざされており、ここから入ることは出来なそう。しかし、ぐるーりと裏に回った所には開け放されたドアが!おじゃましま〜す。と中を覗かせていただく。


(こちらは上の写真にある奥3基にあたる初留釜。味のあるいい色をしてます。ホワイトボードやクリップで作業の諸々の指示がなされている)

 スチルも撮れたし満足満足。しっかし、誰もいないのにこんな開けっ放しで大丈夫なのかなー、など、余計なお世話をほざきつつ、次の蒸留所へと向かいます。

#Glen Elgin

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