2012.04.02 ~ 2012.04.04
翌日からはロンドンの市内観光を開始。しかし初めての海外旅行である。右も左も分からなければ、そもそもスコットランドがメインの旅ゆえに、ロンドンに関してはあまり下調べもしていない。せっかく購入したオイスターカードを使うこともなく、ただひたすらに歩いて観光することに。
(ハイドパーク。都市のど真ん中にこんなに大きな公園があることにびっくり)
ホステル近くのスーパーで、はみがきやシャンプーなどの日用品とお水、朝ご飯のサンドイッチとバナナを購入。朝ご飯は、ホステルでも1.5£でシリアルやトースト、ミルクなんかのコンチネンタルブレックファストを摂ることが出来たのだが、どうにも勝手が分からなかったので表で買うことにした。
ロンドン市民はよく走る。朝ご飯をハイドパーク内のベンチに腰掛けて食べている間にも、多くのランナーが前を横切って行った。
(普通にリスがいて可愛かった。近づいてもあんまり逃げようとしない)
3日間かけてロンドンの主要な観光名所をまわる。とは言え、中に入ると見学料を取られてしまうので、そこは貧乏旅行。ただで見れる所だけ入って、有料のスポットは表から眺めるだけでしたが、それなりに楽しめました。なによりいい天気!
(バッキンガム宮殿)
(衛兵交代式は一日おきに11:30から。行われる時間は観光客が門の前に大変な人垣を作ります)
(その衛兵交代式の様子。人垣を縫って門の前まで行ったはいいけど、そのため全体像が見えなかったので、少し離れた所から見るのがいいかも。まぁ離れても人はすごいから見えないんですけどね。セレモニーの後で QUEEN の『We Are The Champions』を演奏しており、QUEEN 愛されているなぁと感じた)
(ナショナル・ギャラリー。「オリンピックまであと何日」のカウントダウンが行われている。前の広場では大道芸人さんがパフォーマンスをしていて賑やかだった)
(ご存知ビッグ・ベン!逆光!)
(ウエストミンスター寺院)
(テムズ川を渡った向こう側には、大道芸人さんが集まるストリートがあって、とても賑やか。とは言え、クオリティの高いパフォーマンスをしている方はあまり多くなく、ただ着ぐるみ着ておどけているだけのパフォーマーの方なんかも沢山いた。中には版権に厳しいで有名なこんなキャラも。絶対無許可だろ。。左手奥のセーラー服とか、絶対人前でやっちゃあかんやつやろ。。)
(ロンドン塔。中に入るためのチケット売り場が長蛇の列だったので、それを無視して周りをぐるぐる)
(繁華街、ピカデリー・サーカス。右手側に写っているのがエロスの像です。平日なのに観光客だらけだったのは春休みだったからかな?)
(大英博物館。全てをじっくり鑑賞と思ったら1週間はかかると言われる巨大な博物館ですが、まさにその通り。目の回るような広さの博物館で、とても全部をまわろうという気にはなれませんでした。日本のブースにビッグコミックなどの漫画が飾られていたのにはびっくり!その前に寄った美術館、テート・モダンでも草間弥生展をやっていたし、こっちで日本発の文化が紹介されているのを見て、意味もなく誇らしいような気分になりました)
(アビー・ロード。実際に行ってみると、かなり交通量の多い横断歩道でひっきりなしに車が通っている。その間隙を縫っては皆さんビートルズになりきっておりました。その間も遠慮なくクラクションが響いていて、確かに地元の人にとっては、毎日毎日こんなことされていたらイライラしそうなもの。まぁしっかり渡りましたけど)
(ちなみに、アビー・ロードを裏側から見るとこんな感じ)
(ここは自然史博物館。展示内容もさることながら、建物自体がとても見応えがありました。ロンドン市内は美術館・博物館が多く、また無料で入場できる所が殆どなので、私のような貧乏旅行者にとってはとてもいい観光スポットなのです)
とまぁ、駆け足でロンドン観光の様子をご紹介しました。次回はようやくスコットランド入国になります。
最後にロンドンのパブで飲んだギネスとフィッシュ&チップスの写真も。
(きちんとシャムロック描いてくれた。小心者の私には一人でパブに入るのも一苦労。こちらのパブでは、お客さんが入って来た所で「いらっしゃいませー!」と声をかけることもなければ、席に案内するようなことも無い。自分で席を見つけたら、カウンターまで行ってオーダーして、その場で払いを済ませてグラスを受け取り、飲み終わったらさっさと出て行くシステムなのだ。これに慣れるまで少しかかった)
(キャッシュオンシステムでは、オーダーしたらその場で清算をしなくてはいけない。確か、このギネスとフィッシュ&チップスで14£くらい。オーダー後に「○△£だよ」と言われるのだが、まずそれを聞き取るのに二回くらい聞き返して、さらにいくらかを把握してから、手の中の小銭を確認。ポンドとペンスの区別もつかないような状態でまごまごしていたら「必要なのはあんたの手の中にあるよ」みたいに言ってくれるたのだが、それでも分からない。最終的には手の中の小銭をそのまま広げてみせて、直接拾ってもらった。そのやり取りの間も、終止、無愛想なお姉さんが少し恐かったが、これがサービスに対する意識の違いによるものだということに気付いたのは、もっともっとあとの話。初めてのフィッシュ&チップスは、美味しかったんだけど量が多すぎて、食べきれなかった)
そんなこんなで次回はスコットランド突入編です。