2012.05.04
バルヴェニーから、再びグレンフィディックの方へ南下し、東へ延びる道へ左折。バルヴェニー城を横目で見ながら坂道を登り降りして南北に伸びるB9014道へぶつかると、左手に曲がればパークモア、右手に曲がればグレンダランが見えてまいります。
まずは右に曲がってグレンダランへ。「シングルトン・オブ・〜」シリーズのアメリカ向け版です。
(幹線道路から入って行く目印となる看板)
こちらもノービジター。しかもディアジオさんのノービジター蒸留所は、オフィスに行っても無駄だろうなぁ。。と、ダメもとで突撃して行きます。
(1972年に建てられた、比較的新しいきれいな建物)
行き交う業者のトラックに紛れて所内をふらふらするのはもろもろ心配なこともたくさんあるのだが、あえてそこは無視して自信満々な風を装いながら行きます。
すぐにオフィスを発見することが出来たのですが、まずは現場で働いているおっちゃんとかいないかな、とオフィスを迂回するように所内をふらふら。
(ガラス張りのスチルハウス)
が、スチルハウスは少し高くなった2階部分にあり、そのまま覗き込んで入っていけるようなドアなんかは見当たらない。となると、正面玄関から入って行かなきゃいけないんだけど、こちらのドアはしっかりキーロックされていて、どのみちオフィスの許可を得ないことには入れそうにはない。
観念してオフィスのドアを叩きます。「見せて!」「ダメ」と、一瞬で交渉は終わり、せめて「周りからならいい?」と所内をうろちょろする許可を得てから再びうろちょろ。
(ガラス張りなので、なんとなくは見えるのだが、やはり見えない)
(こちらは同所内にある古い建物。かつてはこっちの建物で生産を行っていたが、拡張に際して新しく現在の建物を建ててこちらは1985年には使わなくなったとのこと)
(蒸留所内には色んなタンクがたくさんある。こちらはオイルと水のタンク)
(こちらはコンデンサー用水の貯蔵タンク)
(こちらはボイラーをどうにかするためのタンク)
タンクばっかりであまり面白くありません。
仕方が無いので蒸留所を出て、すぐ脇を流れるフィディック川を挟んだ対岸からスチルハウスを狙います。
(スチルハウスの目の前は川が流れております)
(ガラス越しに見えるずんぐりとしたボディのスチル)
結局満足に見学することはできず、そのまま踵を返してB9014を今度は北上します。
#Glendullan