2012.05.05
続いて向かうはダフタウン蒸留所。町の名前を冠した蒸留所なのに、その位置は町の南、すこし外れた山間にありました。
(ディアジオさんの持つ蒸留所)
「シングルトン・オブ〜」シリーズのヨーロッパ向けボトルとして知られる蒸留所。これで、グレンダラン、グレンオードと合わせて、3つのシングルトンを制覇です。
(正面がオフィス。逆光で見づらいが「DUFFTOWN」のロゴもある。奥にはパゴダ屋根も)
こちらはノービジター蒸留所。しかもディアジオさんの。殆ど見せてくれることはないだろうなぁ、と思いつつも、一応オフィスに顔を出して「見ていー?」「ノー」のお約束を済ませると「外からだけでも」ってことで所内をふらふら。
しばらくふらふらしていると、開け放たれたスチルハウスを発見!覗くと、中で2人の職人さんが作業中のご様子。
これはチャンス!と思い、声をかけようとすると、私に気付いた片方の職人さんに「ここはノービジターだよ!」とわりと強めに嗜められる。
今までの蒸留所巡りでは、現場の方々に迷惑をかけながらも、そのご好意に甘やかしてもらう部分が大きかったのだが、やはり私のような部外者の訪問は決して快いものではないのだろう。
そりゃあたり前だが、今までご好意に甘えてきて、その辺の感覚が麻痺していたようだ。
おそらくはフェス中で私のような見学希望者がやってくることも珍しくないのだろう。
怒られてすっかりしょんぼり。謝ってそのまま蒸留所を後にします。
(窓から覗き撮ったスチル。加熱方法などで異なるが、概ねスチルは地面より高い位置に設置されることが多いように思うが、こちらは地面と同じ高さで設置されていた。おっちゃんに怒られながら覗き見た室内は、やたらに狭く、大きなスチルが密集しているような印象だった)
そのまま、裏手にあったはずのピティヴェアック蒸留所の跡地を探します。
ダフタウン蒸留所の裏手は山の斜面になっており、それを登りきると開けた場所に出る。
そちらにはウェアハウスが並んでおり、なにやらフェスのツアー客と思しき団体が。
なんとなく、さっき怒られたのが響いていたのか、あの団体に見つかったら、また怒られてしまうかもしれない、とビビって裏の方からまわることに。
裏手は林道になっていて、地元のおばちゃんらしき人が犬の散歩とかしていた。
(ピティヴェアックがあったんじゃないか、と見当をつけた更地。奥にはウェアハウスやなんかといったダフタウンの施設が並んでいた)
#Dufftown, and Pittyvaich