2012.06.04
さて。ツアーの時間が近くなってきたので、散策を終えて蒸留所へ戻ります。
(白と黒で統一されたモダンな佇まいは、デルム・エヴァンス設計によるもの)
(蒸留所入り口の脇には「プロフェシー」の由来になった予言者伝説に関する展示も)
(壁には、ジュラ蒸留所の重要なエレメントのシンボルが飾られていた)
ショップを兼ねているビジターセンターには、クリスティーンとそのお客さんとみられる方が数名。他にも2,3人はツアー客がおり、10人足らずの中規模ツアーがスタートします。完全に余談ですが、この蒸留所のガイドさんが今までで一番だらっとした印象だった。まぁ「lazy」なのはお国柄とも言えるのですが…。
そんなこんなでツアーはスタート。
(どこでもみかけるポーテウス社製のモルトミル)
(マッシュタンはステンレス製です)
(サイズがでかい上にそれぞれの部屋がとても狭いので、その全景を収めるのは困難)
(ウォッシュバックは全部で6槽。こちらにもシンボルが描かれている)
(そしてスチルハウスへ。スチルは計4基)
(なんでもここのスチルは、全蒸留所の中でグレンモーレンジに次ぐ高さを誇るスチルだそう。確かに、モーレンジのように細長くはないけれどかなりの高さがある。ファークラスなんかがかなりでかい印象があったが、それよりもでかいとのこと)
(横に並ぶような高さから撮るとやはりでかい)
(そしてフィリングストアへ)
(床にはごろごろと樽が転がっている。ここで中身を詰められた樽は、熟成庫へ運ばれて長い眠りにつくことになります。完っ全に余談ですけど、一緒に写ってるおばちゃんが、ツアーの最中も「ウイスキー好きなの?」「英語分かる?」って色々話しかけてくれて、その仕草がいちいちチャーミングでとても可愛らしい人だった)
(最後はショップを眺めながら試飲。グッズも中々充実しており、アロマキャンドルや石鹸なんかも売っていた。文字通り「ジュラのソープ」で、買っておけばいま楽しめたのになー)
(試飲のアイテムの個性を分かりやすく印した図。右下の「Diurach」というのはゲール語で「ジュラ島」のこと)
さくっとツアーを終えると、今度のフェリー乗り場行きのバスは2時間後。行きと同じくヒッチハイクしてもいいけど、どうしようかなーと思いつつ、結局は蒸留所の向かいにあったホテルへ入り、そこのパブで昼食&一杯。
クリスティーン御一行も同じホテルで昼食をとることにしたらしく(というか、このあたりにご飯食べれるような店はここしかない)、なんだかんだ話しながら一緒に。「この後はどうするの?」と訊かれたので「フェリーでアイラまで行くよ」と答えると「じゃあまた会うかもね」と笑っていた。
ランチを終えてバスの時間までふらふらして過ごし、蒸留所の前でワンボックスのバスを拾うと、フェリー乗り場まで。短い滞在時間でしたが、ジュラ島もきれいでいい島でした。
#Isle of Jura