知れば知るほどまだ先がある。
私にとって,今のウィスキーはまさにそんな状態です。
とにかく,知らないこと,飲んだこと無いモノ,見たこと無いモノがいっぱいあるということだけをよく知っている状態です。
そんな私がスコ文研のウィスキーコニサー試験を受けようと思ったのは昨年のこと。
国内の蒸溜所をあちこち見学したり,試飲セミナーなど参加したりでいろいろと知ってるつもりだったので,少し勉強すればウイスキーエキパート程度なら何とかなるんじゃないかと言う気持ちでした。ところが自分が知らないことの多さを認識させられるハメに。一緒に受験していたバーテンダーも落ちたので,今年は二人揃って再受験。
今年は試験前には自信満々だったのですが,試験後には自分が選んだ回答が結構間違っていることに気づいて,今年もダメだったのかなぁと半ばあきらめ状態の気持ちでした。
ところが,後日合格の通知があり,そして昨日,ウイスキーエキスパートの認定証とバッジが届きました。
飲食業界に勤めてるわけでもない私ですから,合格したからといってウイスキーエキスーパートを名刺に書くわけでもないですし,このバッジをつける機会も殆ど無いと思います。「そんな資格を取得してどうするの?」と言われそうですが,自分にとってはウィスキーについて一通りの事をまとめて知るいい機会にはなったので,それだけでも良かったと思っています。
ところで,試験のための勉強って良くないですね。試験の前には全然覚えられなかったことでも,試験というプレッシャーから解放された後の方がすぐに記憶に残りますね。何故なんでしょうか。
#雑記