昨日に続き Whisky 本の紹介をするKWC企画世話人です。
これも amazon で買いました。最近、洋書はほぼ全部 amazon で買っています。
まずは本のデータです。
書名:Malt Whisky Yearbook 2012
著者:Ingvar Ronde
出版社: MagDig Media Ltd
ISBN-13: 978-0955260780
発売日: 2011/10/27
本の大きさ: 23.6 x 15.6 x 1.2 cm
ページ数: 300ページ(ペーパーバック)
この本のサブタイトルをみてみましょう。
”Malt Whisky Yearbook 2012: The Facts, the People, the News, the Stories”
とあって、毎年出版されるこの本は、2011年のまとめが書いてあるのです。ただし、昨日紹介した Whisky Bible と違って、一本一本のウイスキーを評価するのではなく、全体の傾向をよく見ている本なのです。
The New Wave of Blenders という章では、ベテラン達がさり、新しい世代のブレンダーそれも女性が増えていることをリポートしています。
Around the World in Eighty Dram では、日本のハイボールブームも取り上げられています。
どれも楽しい記事なのですが、わたしが一番になったのは、The Future of Blended Malts という記事。ジョニーウォーカーのグリーンラベルで始まる記事は、竹鶴21年やモンキーショルダーのようによく知られたブレンディドモルトからフェイマスグラウス15年というものすごく気になるボトルもあるし、Matisse 12年、Wenyss 15年、Prime Blue 21年などのわたしがよく知らないブレンディドモルトまで紹介してあります。これからこの分野がどうなるかとても気になります。
英語の本ではありますがなかなか楽しいです。まだの方はぜひどうぞ。
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