一昨日のラングレーの問題には、アクセスが沢山あってまたまた驚いているKWC企画世話人です。回答は楽しんでいただけたでしょうか?この手の数学の問題が解けた日はご飯もウイスキーも美味しいです。
スコットランドクイズの回答は明日までお待ちください。
今回は、ご好評に付き(笑)、簡単そうで難しいシリーズです。
みなさん 素数はご存知ですよね?
「1とその数自身しか正の約数をもたない自然数」のことです。
上の図にあるように 2 3 5 7 11 13...と続きます。
偶数は必ず2で割り切れますから、2以外の偶数は素数にはなりません。偶数の素数は2だけ、他の素数は全て奇数です。
では、西暦の暦年で素数を見つけてみましょう。
今年2010年は偶数ですから、素数の年ではありません。
来年は2011年は奇数です。んじゃこれは素数でしょうか?
奇数だから、2では割り切れない、3でも割り切れない、5でも、7でも,,,
地道にやっても確かめられます。
どうやって確かめます?
さらに、こうやって地道に探していけばみつかる素数ですが、無限にあるのでしょうか?
有限の個数しかないのでしょうか?
無限にあると思う方は、素数は無限にあるという証明を、
有限個しかないと思われる方は、素数は有限個しかないという証明をしてみてください。
中学で習う「素数」は、定義はすごく簡単な「1とその数自身しか正の約数をもたない自然数」ですが、有限個か無限にあるかは高校生にならないとできないかも。
さて、この問題をやっつけておいしくウイスキーを飲みましょう。
#その他