前フリに二日も使って反省しているKWC企画世話人です。
でも、付き合っていただいた皆さんありがとうございました。
前フリに必要だったのは、この二つ。
1)スコットランドには、ゲール語を話す人々がやってくる前にウェールズ語のようなブリソニックのケルト系言語を話す人々が住んでいたので、ブリソニック系ケルトの言語の地名も存在する。
2)ペンギン penguin は、pen(頭)と guin(白い)というウェールズ語に由来するという有力な学説がある。
ということを前提に下記サイトを読んでみてください。
http://archiver.rootsweb.ancestry.com/th/read/GOWEN/2001-07/0994197255
これは、Goyne という人名がどのようにしてできたのかを書いたものですが、スターリングシャーにある Dumgoyne と Glengoyne にも言及していて、特に Glen Goyne は以前に Glen Guin と書かれていたことなどが書かれています。
そして、肝心なのは最初のほうに、Goyne は Guin で、イベリア半島で話されていたケルト系言語で”白”という意味だと書いてあるのです。そして、それは今でもウェールズ語に引き継がれていると。
検索をされたことがある方は、ウイスキー関連サイト以外で、Glengoyne や Dumgoyne という地名を解説してあるサイトはなかなかないことをご存知だと思うのですが、意味を調べるのが本当に大変な地名だったのです。
ここまで書いたら、わたしが書きたかったことはもう伝わったと思います。
Glengoyne という地名は、ブリソニック系ケルトの言語であるウェールズ語に由来する”白い谷”という意味だということです。
#蒸留所