ウイスキーの話題が”ゲゲゲのに女房”にでできたのに驚いたKWC企画世話人です。
今日のタイトルは、NHKドラマ”ゲゲゲの女房”にでたきたセリフなんです。
昨日7月17日の放送で、昭和41年に、水木しげるが”テレビくん”で、雄玄社マンガ賞を受賞(実際は講談社児童漫画賞)したところを描いていました。
それまでの貧乏な時代に水木漫画に惚れ込み支えてきた、貸本漫画の出版元の社長(これまたとても貧乏な社長)が受賞の知らせを聞いたときに、その社長の奥さんが、社長に向かって言うセリフが今日のタイトルなのです。
「ウイスキー買ってこようか! 今日は祝杯あげよ」
ウイスキーが特別なお酒で、ある種の憧れのような時代だということがよくわかります。
それもトリスかレッドかはたまたハイニッカかブラックニッカかなぁ、それでもきっと贅沢だったんだろうなと。
今の時代ならこんなときに飲むお酒は何になったのでしょうね。
自分の生まれ年のワインやウイスキーが以前よりもずっと手に入りやすくなりました。自分なら何を選ぶだろうか?と考えたとき、生まれ年のシングルモルトかお気に入りの蒸留所であるベンリアックの1968か1976になりそうです。
ただ、同じ放送で授賞式や二次会から帰って家で食事する水木しげる役がいうセリフにもドキッとしました。
「バーを連れまわされたが、あげなところはつまらんな。食いもんがない。」
この少し前のセリフで、授賞式のパーティでは、いろんな人が話しかけてきてロクに食事ができなかったと言っていますから、お腹が空いていたという設定だったためでてきたセリフなのでしょう。
でも、バー好きなわたしには残念なセリフでした。
# 写真は我が家の棚から探したお祝いに飲みたい酒候補NO.1=ベンリアック1968です。
#ボトル