昨日の写真はあんまりなので、ちょっとましな写真にしたKWC企画世話人です。
ロイヤルブラックラ蒸留所のロイヤルをとって、ブラックラは地名なので、調べることが可能です。
いつものサイトをみてみましょう。
http://www.scottish.parliament.uk/vli/language/gaelic/pdfs/placenamesA-B.pdf
Brackla (Nairn).
See Brackloch.
Brackloch (Sutherland), A” Bhraclaich.
”The badger”s sett”.
とあります。ネアンのブラックラは、ブラックロッホを見ろと書いてあって、それはサザランドにあって、ブラックロッホは”アナグマの繁殖地”とあります。このように同じ地名が複数あるのは、ゲール語では”見たまんま”を地名にしているからでもあります。
少しくわしく書けば、アナグマの繁殖地を表す broclach に定冠詞をつけて、Am Bhroclaich となっていて、それがゲール語地名となり、英語の地名 Brackla のもとになったと書いてあるわけです。
ウェールズ南部にも Brackla という地名があって、ウェールズ語とスコットランドゲール語の共通要素を感じていたりします。
ちょっと話が横にそれましたが、ブラックラは”アナグマの繁殖地”と覚えておけばよさそうです。
#蒸留所