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アバフェルディ 聖パルドックの河口 or ペラクの河口

ウルグアイ対オランダを生で見るかどうかをまだ悩んでいるKWC企画世話人です。

どの蒸留所でしょうか その29 の答えは、アバフェルディ蒸留所です。

ゲール語の意味としては、今のところは2種類あって、どちらかに決着がついたという状態ではないようですので、2種類あげておきます。

ひとつは、5世紀にピクト人にキリスト教を伝道したPaldoc(パルドック)由来で、”(聖)パルドックの河口”という地名だという説です。

http://www.geograph.org.uk/gallery/scottish_placenames_derivation_9741

 Aberfeldy, River mouth of Paldoc (phellaidh – Old Gaelic), 5th Century Christian missionary to Pictland

もうひとつは、この川に住む”精”か、手入れされていないボサボサの髪の毛という意味に由来する ”Peallaidh(ペラク)の河口”という地名だという説です。ペラクについては最後のクを発音しない場合もあります。

http://www.scottish.parliament.uk/vli/language/gaelic/pdfs/placenamesA-B.pdf

 Aberfeldy (Perth), Obar Pheallaidh.
 ”The mouth of the Peallaidh”. Peallaidh, which comes from peallach, “shaggy”, was an uraisg or water sprite said to live in this stream.

どちらかに決着したわけではないようですから、今のところは両方知っておいたほうがよさそうです。

さて、ゲール語の”河口”ですが、下側の説明にでているように obar がありますが、Inverness Inbhir Nis のように、inbhir もあります。元々ピクト人が住んでいた地域や古ウェールズが話されていた地域にゲール語を話す人々が進出してきたような場合には、河口という言葉が元々あった言葉から obar となり、元々ゲール語にあった inbhir と両方使われるようになったということです。

#蒸留所

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