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ノートPC 5月の壁紙

ノートPCの壁紙は自分で撮ったスコットランドの風景だったりするKWC企画世話人です。
最近は蒸留所の写真ばかりだったりします。

ということで、今月の壁紙です。スキャパ蒸留所を対岸から撮ったものです。写真を撮ったときは今にも雨が降り出しそうな天気だったのですが、ソフトで自動修正したらこんな画像になりました。

このデータの著作権はわたし個人にありますが、個人でお使いになるのでしたら、ダウンロードして使っていただいて結構です。

Scapa は、Skalpeith あるいは Scaupeith と書く、Norse というヴァイキング達がしゃべっていた言語でつけられた地名から来ているとのことです。

Skalpa か Scaup かですが、 Skalp だったら”船”という意味で、Scaup だったら”貝床”という意味になります。eith は eidh かもしれないけれど、どちらでも地峡という意味になります。それをくっつけて、Skalpeith”船地峡” あるいは Scaupeith”貝床地峡” なわけです。

”船地峡”という解釈の根拠は John Gunn が1909年に書いた The Orkney Book という本の269ページに出てきます。今や便利なことにpdfで読むことができます。

http://www.electricscotland.com/history/orkney/orkney26.pdf

”貝床地峡”という解釈の根拠は、Mike Darton が、1990年に書いた The Dictionary of Place Names in Scotland という本の 241ページにでてきます。こちらの本は残念ながら本を買うしかありません(笑)。

スキャパ蒸留所があるところの地形をご存知の方は”地峡”という形がぴったりだとわかるでしょう。あとは、”船”地峡なのか”貝床”地峡なのかは、今後の研究を待ちましょう。

豆知識でした。

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