このニュースを知らなかった情報に疎いKWC企画世話人です。
皆さんはご存知でした?何気に検索をして新聞スコッツマンのサイトにぶち当たり、2008年9月の記事を見つけたのです。
http://thescotsman.scotsman.com/scotland/It39s-whisky-galore-as-spirits.4451383.jp
この記事そのものは、ほとんどがルイス島にできた Abhainn Dearg 蒸留所について書かれているのですが、一番下のほうまで読んでください。上にスクリーンショットで撮ったものに印をつけておいたので参考にしてください。そこに、同じアウターヘブリディーズ諸島でルイス島よりもさらに南西にあるバラ島に、新しい蒸留所を作る計画があると書かれています。
それを計画しているのは、Uisge Beatha nan Eilean 社 という会社だそうです。ゲール語で直訳すれば、「その島々のそのウイスキー」という意味で、定冠詞を取っ払って考えれば、「島々のウイスキー」ということになります。ここでいう島々とは、アウターヘブリディーズでも、スカイ島を含まず、一番西にある、ルイス、ハリス、南北ユイスト、バラというウェスタンアイルズを指すのでしょう。
いつ実現するかは書いてありませんし、まだ実現していないようですが、このバラ島は Whisky Galore という映画が作られた場所でもあるので、実現したらいいですね。
ちなみに galore は gu leor(本当は o の上に点がついているのだけれど、この手の文字は正しく表示されないようなので、この形で書いておきます)というゲール語からきていて、”十分”、”沢山”という意味があります。
楽しみに待っていることにします。
#徒然日記